新学期がスタートする春の学校での母行事も目白押し。そこで、高校生と中学生の3人の息子さんのママでもある、スタイリスト・竹村はま子さんに行事服のTPOを教えてもらいました。これで「暗黙のルール」にビクビクせず華麗に攻略できます!
★春の学校3大行事: 担任教師の視線が気になる【面談服】に自信!
★春の学校3大行事: 先輩ママ目線が気になる【お手伝い服】に自信!
★春の学校3大行事:クラスのママ友目線が気になる【お茶会服】に自信!
2. 地味色で華やかディテールのトップスなら、悪目立ちせず母らしさも高いので好印象に。
3. ボトムスは、手持ちのベーシックパンツやスカートでも充分。
『上半身勝負のお茶会服、悪目立ちせず好印象なのは ”地味色の華やかトップス” です』
“ドット”のブラウス
袖口はゴムになっているので細かなお手伝いもモタつかず機敏にこなせます。首元からのドレープが優しげなイメージ。デニムに合わせてカジュアルにも使える着回し力も魅力。ドットブラウス※インナー付き¥17,000(ティアラ)パンツ¥24,000(ノット/ジャンポールノット 青山店)バッグ¥33,000(BELLMER/FUN Inc.)ピアス¥30,000(ルッツ オーティズ/トゥモローランド)
Variation!
“袖ふわり”トップス
二の腕カバーも可能だから動きに自信が持てる!作業の邪魔にならない程度のふんわり感が学校行事にはマスト。落ち感のあるジョーゼット素材、シワになりにくいので、長時間の学校行事でも着崩れせずに過ごせます。ジョーゼットブラウス¥29,000(アドーア)パンツ¥35,000(YOKO CHAN)バッグ¥32,000(POTIOR/ショールーム セッション)
Variation!
“レース”ブラウス
華美にならないようにベーシックカラーをチョイス。カットワークや上質なレース使いで気品と華やかさを。セレクトを間違えると華美になりやすいレースは黒やネイビーなどベーシックカラーを選ぶことが必須。ブラウスそのものの存在感があるのでアクセサリーやバッグは控えめにするとバランス良好です。レースブラウス¥18,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)スカート¥33,000(REYC)バッグ¥32,000(ヴァジック/コード)
Variation!
『アクセは控えめが原則。“進化系のパールアクセ”ならば母らしさ示唆とオシャレ感が両立できます』
定番ピアスとコーディネートすればオシャレ度アップ。片耳だけでもアピール度大のイヤーカフ。ピアス穴のない人にも。パールイヤーカフ¥32,000リング¥54,000〈ともにヒロタカ〉ピアス¥6,500〈MARIA BLACK〉(すべてショールーム セッション)ブラウス¥15,500(アダム エ ロペ)
Variation!
『これはNG!ボトムスに気合いを入れても無駄な努力に終わります』
派手色のふんわりスカートは、狭い机と机の間をすり抜けるときに邪魔になることも。見えない部分に気合いを入れても誰の印象にも残りません。
★春の学校3大行事: 担任教師の視線が気になる【面談服】に自信!
2. 定期的な面談以外の急なお呼び出しにも備えてオールシーズン着られるもの。
3. となると、長め袖でひざ下丈のワンピース一択です!
『色とデザインに制約のある面談服は“信頼のおけるブランド”で選べば間違いありません』
“ebure”
カジュアルさときちんと感を兼ね備えたジャージー素材。共布のベルトを結ぶ位置によってイメージに変化をつけられるのも嬉しい。ワンピース¥39,000(ebure)バッグ¥168,000(J&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン 青山店)パンプス¥48,000(ペリーコ/アマン)ピアス¥21,000(リズィー フォルトゥナート/ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店)リング¥13,000(カオス/カオス丸の内)
“Room no.8”
フォーマル感の強いブラックワンピは袖デザインで優しさを。男子校で受けそうな、ダブルのふんわり袖です。¥48,000(ルーム エイト ブラック/オットデザイン)
“ELENDEEK”
立体感のある胸元のデザインが全身にリズムを与えてくれます。後ろの裾にファスナーが付いているので、裾のボリューム感は調整可能。ゆとりのあるシルエット。¥27,500(ELENDEEK)
“THE IRON”
リボン使いととろみ素材でエレガントな印象に。ギャザーとリボンがポイントのデザインワンピも濃紺なら学校仕様に。¥40,000(THE IRON/FUN Inc.)
“ADORE”
アクセで変化のつけやすいシンプルデザイン。パールのネックレスやコサージュをコーディネートすれば卒入学にも対応可能です。¥48,000(アドーア)
“CELFORD”
柔らかなイメージでストレスフリーのニット素材ワンピース。ボウタイがアクセント。タイトすぎないシルエットで体型カバーも。¥24,000(セルフォード/セルフォード 新宿ルミネ1店)
『これはNG!地味すぎも派手すぎも×。必要なのは信頼感です』
無個性なネイビースーツでは就活生、パステルカラースーツでは結婚式のよう。母らしい信頼感や優しさを醸し出せるワンピースが最適です。
★春の学校3大行事: 先輩ママ目線が気になる【お手伝い服】に自信!
2. あくまで学校行事なので、きちんと感は必須。ラフになりすぎないカジュアルトップスを。
3. 校舎内でのスリッパ履き替えもスムーズなバレエシューズやフラットサンダルがおすすめ。
『“ブラウスTシャツ+黒パンツ+バレエシューズ”は動きやすく、きちんと感もあるので万全なお手伝い服コーディネートです』
腰回りをふんわりカバー動き回っても着崩れしないワンツーコーデで。ブラウスTシャツはボーダー部分が布帛使いになっています。バレエシューズは透け感のある素材を選ぶとより新鮮な印象に。フリルTシャツ¥23,000(BORDERS at BALCONY)パンツ¥37,000(REYC)バッグ¥28,000(BELLMER/FUN Inc.)シューズ¥22,000(スペルタ/フラッパーズ)イヤーカフ¥15,000ピアス¥13,000(ともにスタニングルアー/スタニングルアー 青山店)
胸元のフリルでパンチを利かせて防寒対策にはさっと羽織れるニットカーディガンをプラス。胸元にポイントがあるので視線が上に伸びてスタイルアップ効果も狙えます。Tシャツ¥24,000(REYC)カーディガン¥21,000(TICCA)パンツ¥43,000(BORDERS at BALCONY)シューズ¥29,000(PIPPICHIC/ベイジュ)ピアス¥28,000(マユ/マユ アトリエ)
ブラウスTシャツ、これもおすすめ!
『“トレンドのシャツワンピ+細身パンツ”ならベーシックカラーを選んで』
定番色でまとめればシャツワンピも学校仕様にチェンジ。黒に近い濃紺が魅力。白のプルオーバーをインに合わせて色のコントラストを楽しんで。シャツワンピース¥39,000(エイトン/エイトン青山)プルオーバー¥7,000(カレンソロジー/カレンソロジー 青山)パンツ¥21,000(スタニングルアー/スタニングルアー 青山店)バッグ¥38,000(オルセット/オルサ)シューズ¥37,000(ロランス/ザ・グランドインク)メガネ¥46,000(ノイズ/ワグ インク)バングル¥44,000(ミズキ/RHC ロンハーマン)
ワンピース¥12,000(ナノ・ユニバース/ナノ・ユニバース カスタマーサービス)パンツ¥28,000(マザー/サザビーリーグ)バッグ¥31,000(ヴァジック/コード)シューズ¥24,000(スペルタ/フラッパーズ)
『これはNG!靴箱に入らないダッドスニーカーや高いところに登れないスカートは×』
動きやすいスニーカーを選びがちですが、脱いだり履いたりに時間がかかり、児童用の靴箱には入らない場合もあるので避けたほうが無難。脚立に登っての作業があるかもしれないので、スカートよりもパンツが万全。