デビューから20年、俳優として第一線で活躍する比嘉愛未さんがSTORYに初登場。40代を目前に控え、今もなお変わらない輝きを放ち続ける秘訣は、「常に新しい自分にチャレンジすること」。そう笑顔で語る比嘉さんの魅力を、ファッションから紐解きました。
比嘉愛未さん、「CHALLENGE」はファッションで加速させて
19歳で上京、29歳はとにかくもがき、39歳で新たな挑戦。節目の前は「壁」を感じてきたけどそれを超えた今は今は肩の力が抜けて自然体な自分でいられます。
バリキャリの役を演じることが多かった分、常に自分の中に息づいている、凛としたニュートラルな女性像。そのイメージを体現する白シャツは、レイヤードすれば鮮度の高いコーデに。
シャツ上¥48,400下¥42,900(ともにブーリエンヌ/エスケーパーズオンライン)パンツ¥75,900(オブリオ)リング¥13,200バングル¥35,200(ともにソワリー)ベルト¥29,700(アロー)
若かりし頃の熱いハングリー精神は実は大人になった今も主軸にあります。初出演した映画で思うように演じられなかった悔しさから、俳優としてのリベンジを決意したのは19歳の時。両親の猛反対を押し切り、20万円を手に握り締めて上京しました。そこからはとにかくがむしゃらにもがき続け、気づけば見える景色も変わっていて。いつの間にか、描いていた場所に辿り着いていました。
怖いもの知らずだった当時の熱い気持ちは、今も自分を鼓舞する原動力に。そして今、40歳を前に、〝より普遍的で本物の輝きを放ちたい〟という静かな情熱が生まれ始めています。その想いを受け止めてくれるのは、エターナルに輝き続けるカルティエの“パンテール”。人生の相棒として、ともに時を刻んでいきたい。
時計「パンテール ドゥ カルティエ」〈YG、ケースサイズ25×19㎜、クォーツムーブメント〉¥3,603,600人差し指リング「パンテール ドゥ カルティエ」〈YG×ツァボライトガーネット×オニキス×ブラックラッカー〉¥1,240,800薬指リング「マイヨン パンテール」〈YG〉¥506,000(すべてカルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)ニット¥19,800(グリーンバター/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
いまは新しいチームでこれからの「比嘉愛未像」を描いている最中
30代最後の区切りとなった’25年、お世話になった事務所を離れ、新しいチームで再スタートを切りました。これまでのキャリアやイメージは大切にしつつも、一旦フラットに戻したことでやりたいことの輪郭もクリアに。今までにない化学反応を楽しみながら、新しい〝比嘉愛未像〟をディスカッションして再構築している最中です。ファッションも素の自分に近いベーシックなテイストから、俳優としての華やかでラグジュアリーなスタイルまで多面性を魅せていきたい。表現者としてのポテンシャルを模索し続けたいです。
普段はしない大胆な肌見せも、スポットライトの下ではあえて魅せるドレスで気持ちを高めます。
バックコンシャスなネイビーのドレスには、ジュエリー代わりのブローチをON。華やかさをプラスして、より洗練されたムードに。ドレス¥159,500ブローチ上¥38,500下¥35,200(すべてヌメロ ヴェントゥーノ/イザ)
人から言われて長所って気づくこともあるから年を重ねるほどに柔軟性は大切。昔からコンプレックスだったのが脚。でも24年に、ある〝美脚の賞〟をいただいたら想像以上に反響があって。脚を褒めていただく機会が増えて、少しずつ長所として受け入れられるように。抵抗感のあったミニスカも、とことんハンサムかつカジュアルに着地すれば、大人も難なく攻略できることを実感! これからは脚を活かしたスタイリングで新境地を開拓するのもアリかも。年を重ねるほどに、柔軟でいることが世界を広げてくれると気づきました。
ジャケット¥88,000(タナカ ダイスケ)ジップアッププルオーバー¥50,600(カレンテージ/メルローズ)カットソー¥18,700(As,/sense)スカート¥32,450(イレニサ/ザ・ウォール ショールーム)ピアス¥358,600(TASAKI)サングラス¥65,340(プラダ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)パンプス¥145,200(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン)
シンプルが似合うようになるのが究極です
トレンドを追い求めることに夢中だった20代を経て、今はブランドの哲学やデザイナーの想いに共感できるアイテムに投資するようになりました。〝可愛いから〟という理由だけでなく、身につけた瞬間の感情や着心地を大切にしたくて、装飾を削ぎ落とした上質なアイテムだけを迎え入れています。
中でも一つひとつ揃えているのは、妥協のないミニマリズムが息づくザ・ロウ。40歳に近づき、似合うものが更新されていく今だからこそ、普遍的でタイムレスなものが必要だと実感しているんです。揺るぎない美学がありながら、時代の空気感にもフィットする洗練された佇まいに惹かれ、シャツやシューズ、バッグがワードローブに仲間入り。身に纏った瞬間、“静かな品格”を肌で感じ、言葉にならない高揚感に包まれます。主張しすぎないのに、確かな記憶と余韻が残る…そんなザ・ロウのアイテムのように、素材と仕立ての良さで勝負できる存在でありたい。シンプルを美しさとして纏うためには、〝自分自身が魅力的であること〟が絶対条件だと思うから。
袖を通せば瞬時に多幸感が満ちていく、全方位計算しつくされたザ・ロウの〝一生モノ〟コート。優美な曲線とシャープな直線、余白と洗練感が共存するモードなフォルムが、多くを語らずとも圧倒的存在感を発揮。こだわりと美意識の詰まった憧れの1着に自分を引き上げてもらいながら、コートに似合う存在になるための努力も惜しみません。¥922,900(ザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)
撮影/鏑木 穣(SIGNO)モデル/比嘉愛未 ヘア/Dai Michishita メーク/Aiko Ono スタイリスト/三好 彩 取材/渡部夕子 取材/杉崎有宇子 ※情報は2026年2月号掲載時のものです。












