• TOP
  • Fashion
  • 【雅子さま、紀子さま、愛子さま、佳子さま】2025年秋の園遊会、皇族方が魅せた“品格ある洋装の華やぎ”
Fashion麗しき皇室ファッションの世界

【雅子さま、紀子さま、愛子さま、佳子さま】2025年秋の園遊会、皇族方が魅せた“品格ある洋装の華やぎ”

写真:ZUMA Press/アフロ

春と秋の年に2回、赤坂御苑にて天皇皇后両陛下主催で開催される「園遊会」。各界の著名人や功績者、国会議員や裁判官、三権各機関の要人、都道府県知事、市町村の議長など約2,000名が招待され、両陛下のほかにも、各皇族も列席する社交の場です。毎回話題となる皇族方の麗しい装いは、平成の時代から、和装、洋装が2回ずつ続きで選ばれてきました。ミラノ・コルティナ五輪で話題を呼んだ“りくりゅうペア”が招待されたことで注目の、4月17日に開催される2026年春の園遊会は、2025年秋の園遊会に続いて洋装。前回の洋装の様子はどんな雰囲気だったのでしょうか? この記事では、騎手の武豊氏、人間国宝の山岸一男氏ら約1,500名が参加した2025年秋の園遊会を振り返って、放送作家・皇室ライターのつげのり子さんにお話を伺いました。

「和装の場合は、普段より華やかな装いでも気品に溢れて麗しく、決して“華やかすぎる”印象にはなりません。ですが、洋装はさじ加減を考えないとやや浮いてしまうこともあり、より各皇族方の個性とセンスが問われるように思います。2025年秋の園遊会は、秋ということもあり、みなさん恒例ですが、春よりもシックな装いをされています。パステルカラーが多くカラフルな印象の強い春よりも、深い色を選ばれている方が多いのですが、その中でも愛子さま、佳子さまの赤、彬子さまのイエロー、承子さまのピンクが、フレッシュな色のアクセントとなり、季節の端境期の空を思わせる雅子さまと、紅葉を思わせる皇族方という“程よい高揚感”を感じる装いが素敵でした(つげさん)」。

 

【INDEX】 ★ 季節の移ろいを、色で表現された雅子さま
★ 和装風なジャケットで新鮮な存在感をみせた紀子さま
★ 濃淡の“赤”の効果で、フレッシュな華やぎを添えた愛子さまと佳子さま

季節の移ろいを、色で表現された雅子さま

写真:毎日新聞社/アフロ

澄み切った夏らしい水色ではなく、どこまでも淡いラベンダーがかったブルーのジャケットは、トレードマークであるテーラードジャケットではあるものの、アシンメトリーな掛け合わせのデザインで、モダンな要素を感じさせました。360度どの角度からも美しい立体的なマーメイドスカートとのセットアップで、見る角度によって少し印象の変わるデザインが、華やかな社交の場にぴったりの装い。

「秋の園遊会とはいえ、まだ暑さが残り、かといって深くシックな秋の到来には少し早い頃。夏の喧騒が過ぎ去り、次第に秋の気配が漂い始める、そんな端境期の空の色でおもてなしをされたのではないでしょうか。一段深いブルーのパイピングがアクセントとなり、淡くても夏っぽく見えない演出をされているのではと思います(つげさん)」。

和装風なジャケットで新鮮な存在感をみせた紀子さま

写真:毎日新聞社/アフロ

ノーカラーやラウンドカラーのジャケットに、フレアスカートのセットアップという、どちらかというとフェミニンな装いが多い紀子さま。この日は、シックなモスグリーンのセットアップで和装を連想させるデザインのノーカラーのジャケットとワンピースという、ややクールな新鮮味溢れるスタイル。パイピングの色と靴の色を合わせることで、全身の印象に統一感を出されています。

「一見、落ち着いた色調の装いですが、全体のトーンを計算されたセンスが際立つスタイリング。紀子さまはウエスト周りにデザインのあるジャケット、フレアラインのスカートを好んで選ばれていますが、大胆なパイピングをあしらうことで、おとなしめな紀子さまの個性をシャープな印象に変えられており、他の方々とは違う独自のセンスと存在感を感じました(つげさん)」。

 

濃淡の“赤”の効果で、フレッシュな華やぎを添えた愛子さまと佳子さま

写真:毎日新聞社/アフロ

「皇族方が多数集まる場では、お召し物の色が被らないように配慮されるとも言われていますが、この日の愛子さまと佳子さまは、秋の園遊会に紅葉のような華やかさを添えるかのように赤をお選びになったのでは、と思わせるほど、お二人の赤がひときわ美しく映えていたように感じました(つげさん)」。

並ばれるとグラデーションのような濃淡の赤が目をひく愛子さまと佳子さま。愛子さまは明るい肌色を引き立てるボルドーのテーラードジャケットにフレアスカート、ネックレスはつけずにブローチでアクセントを。佳子さまの華やかな雰囲気に寄り添う明るい赤のセットアップは、ボタンが薔薇モチーフに。ハットにも薔薇があしらわれインパクトがある分、小物は黒で統一し、バランスを引き算されているのではないでしょうか。

「愛子さまが赤を選ばれるのは、22歳の誕生日の記念撮影の時以来かと思います。その時も深い赤でした。おそらく愛子さまは、ご公務などの節目に、成年皇族としての落ち着きやご成長を、少し大人びた赤の色に託してこられたのかもしれません。佳子さまのセットアップは、過去に何度かお召しになっている愛用のもののよう。長くお召し物を愛用される、佳子さまのお人柄が表れていると思います。赤をよくお召しになっている佳子さまらしく、リップの色も服に合わせられるなど、鮮やかな赤をご自身色に染めて着こなされています。以前、TICAD(アフリカ開発会議)に参加するために訪日した首脳陣を招いて宮中茶会が催された際も、リンクした和装で参加された愛子さまと佳子さま。そしてこの園遊会。お二人の、仲のよさがうかがえます(つげさん)」。

取材/味澤彩子

教えてくれたのは…
放送作家・皇室ライター
つげ のり子さん

テレビ東京・BSテレ東『皇室の窓』の放送作家。西武文理大学非常勤講師。2001年の愛子さまご誕生以来、皇室番組の構成を担当し、皇室研究をライフワークとしている。ワイドショーから政治経済番組、ラジオ番組まで様々な番組の構成を手掛ける。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)『素顔の雅子さま』『素顔の美智子さま』(河出書房新社)などがある。
おすすめ記事はこちら
-Keywords

RELATED TOPICS

FEATURE

Apr
16
今日の40代おしゃれコーデ

さりげないのに盛れる【ツイードパンプス】が“最幸”のママOFF時間を確約

さりげないのに盛れる【ツイードパンプス】が“最幸”のママOFF時間を確約

会員限定PRESENT

雑誌購入限定プレゼント

“自信”をまとうパワー服を計6様にプレゼントします!

PICK UP