長い梅雨もなく、猛暑日や真夏日も少ない北海道。
本当にこの時季は羨ましい場所です。
北海道といえば、美瑛や富良野、知床、ニセコといった観光地の大自然が思い起こされますが、札幌でも十分に気持ちのいい自然を満喫することができます。
例えば、幌見峠のラベンダー畑。
見ごろは毎年7月です。
そして、お馴染み、北海道庁赤レンガ庁舎。
庁舎の周りには草木が鬱蒼と茂り、札幌の市街地のド真ん中とは思えないような長閑な時間が流れています。池に浮かぶ睡蓮の花も情緒たっぷり。
また、大都市ならではの食の充実も魅力です。道内のとれたて素材が集結し、なおかつ一流の料理人たちが腕を競うのが札幌。
それだけに例えば、お鮨ひとつをとってみても、札幌の鮨屋の握りは格段に洗練されています。
【すし善 すすきの店】より。
そんな札幌に、8月1日に新しいホテル【THE KNOT SAPPORO】がOPENしました。
THE KNOTは「旅するホテル」をコンセプトに2017年に横浜に開業し、翌年には【THE KNOT TOKYO Shinjuku】をOPEN。今までのグランドホテルやビジネスホテルとは一線を画したライフスタイルホテルの雄として、国内外の旅行客に話題のホテルブランドです。
【THE KNOT SAPPORO】ができたのは、もともと老舗菓子店・札幌千秋庵の本店ビルがあった場所で、美味しい店が集まる歓楽街・すすきのも、ショッピングエリアの大通やJR札幌駅周辺も徒歩圏内。札幌観光にはとっても便利なロケーションです。
全140室の客室は、ダブルルーム(16~18㎡)、ツインルーム(20~23㎡)、デラックスコーナーツインルーム(30㎡、トリプルルームとして使用可能)の3タイプ。
こちらはデラックスコーナーツインルーム。
みなさんもそうだと思うのですが、ホテルの客室はとにかく広ければいいわけではありませんよね? 広すぎると、空間を持て余してしまったり、なんか落ち着かなかったり、逆に使いづらいこともあります。
だからこの客室も広々とした空間に快適さを求めるのではなく、ミニマルなスペースの中での心地よさが追求されています。
2階のフロントの奥にあるダイニング【Restaurant LES BOIS】(レストラン レ ボア)は、すすきのにあるミシュラン星付き店【日本料理 みえ田】の三枝展正氏がプロデュース。
一泊目に提供される朝食は、“お重”スタイルの和朝食。
北海縞海老、茹でとうもろこし、グリーンアスパラ、ホタテ貝の味噌漬け焼き、飴色玉葱の茶碗蒸しなど、道内各地から厳選された食材を使った贅沢でほっこりする味に感動……。
ご飯は、たまり醤油の五目御飯(白米を選ぶことも可能)。
同じダイニングでもランチとディナーはフレンチスタイルに様変わり。
何の変哲もないように見えるサラダですが、野菜が本当に新鮮でシャッキシャキ!
ドレッシングはハチミツのビネグリッド。生野菜がこれほど美味しいとは……。
こちらは和牛のラザニア。とろっとろにクリーミーです!
三枝氏の監修のもと、ダイニングのキッチンではフレンチのシェフが腕を振るっています。
【THE KNOT SAPPORO】のフィロソフィーは「大自然の大都会で」。
約200万の人口を誇る街と、そのすぐそばに寄り添う大自然の共存。
そんなコンセプトが館内のさまざまなデザインやアートピースにも生かされています。
ロビーから。
札幌生まれの画家・国松希根太氏の作品『HORIZON』(2020年)。
こちらは、札幌在住の作家・小助川裕康氏の彫刻作品『カルデラ』(2020年)。素材には、北海道建築には欠かせない札幌軟石が使われています。
また、1階には機能や用途を限定しない変幻自在なスペース“KADO Gallery”があるのもライフスタイルホテルならでは。
同じく1階には、千秋庵の新本店【札幌千秋庵】と【セイコーマート ザ ノット札幌店】が出店しています。
ちなみに……
千秋庵は「山親爺」や「ノースマン」といった商品が有名で、六花亭や「白い恋人」の石屋製菓がメジャーになる前までは、北海道で圧倒的に№1の菓子メーカー。今年で創業99年を迎えます。
セイコーマートは、サービス産業生産性協議会による全国顧客満足度調査のコンビニエンス部門で1位という北海道が誇るCVSチェーンです。
前回の記事はこちら。
https://storyweb.jp/lifestyle/127873/
【THE KNOT SAPPORO開業記念☆特別価格/朝食付】
・利用期間:2020年9月30日まで
・料金:1泊ひとり¥4,500~
〇その他、詳細は下記ホームページまで。
お問い合わせ
THE KNOT SAPPORO(ザ ノット札幌)
札幌市中央区南3条西3丁目16-2
https://hotel-the-knot.jp/sapporo/