三大旨み成分のイノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸は合わせることで美味しさが増すため、それぞれの成分が含まれる具材を考えて入れました。出汁からとるといっても簡単なので、ぜひ絶品タンメンを作ってみてください。
高菜入り椎茸タンメン
材料(2人分)
<出汁>
煮干し(3㎝程度)……20本
干し椎茸……2個
水……1ℓ
生椎茸……2個
豚肩ロース肉……100g
筍水煮……100g
生姜……1 片
生きくらげ……20g
高菜漬け……大さじ2
紹興酒……大さじ1
塩……小さじ1
醤油……小さじ1
オイスターソース……小さじ1
油……少量
粗びき黒胡椒……少量
レシピ
1 1ℓの水を入れた鍋に、頭と内臓を取り除いた煮干しと干し椎茸を加えたら、4時間~半日置き、出汁を作る。
2 生椎茸と1で使用した干し椎茸ともに、傘はスライス、軸は細切りにする。豚肩ロース肉、筍水煮、生きくらげは細切り、生姜は千切りにしておく。
3 2の豚肉に半量の塩と紹興酒をもみこんでおく。
4 中華鍋に油と生姜を入れ弱火にかけ、香りが出たら豚肉を炒める。豚肉の色が白っぽくなったら高菜漬けを入れ軽く炒める。
5 4に残りの具材をすべて入れ、残り半量の塩を入れて炒め合わせたら1の出汁を注ぎ、醤油とオイスターソースで調味する。
6 茹でた中華麺をザルで水切りし、器に入れ5を注ぎ、黒胡椒をふりかける。
撮影/山田英博 取材/篠原亜由美
※情報は2019年11月号掲載時のものです。