フジテレビ毎週木曜よる１０時放送中のドラマ『セシルのもくろみ』は、真木よう子さん演じる主婦・奈央がスカウトされた事をきっかけに女性ファッション誌の世界へ飛び込み、読者モデルからプロモデルへと成長していく過程を描いた偶像劇。
元々はSTORYで2008年から2010年にかけて連載されていた同名小説が原作となっています。
そんなドラマ『セシルのもくろみ』の撮影スタジオに潜入。『STORY』編集部を参考に作られたというセットのレポートをお届けしています。今回は、劇中に登場する女性ファッション誌『VANITY』の編集部をレポート!

『VANITY』編集部は木目調のテーブルや棚が並び、あたたかな雰囲気が溢れるデザイン。

こちらはフリーのライターたちが作業したり、”『VANITY』の撮影に使う”という設定の小道具が置かれているスペース。
奈央、そして奈央とタッグを組むライター・江里がここで打ち合わせすることも。
アコースティックギターやフラフープ、古いコピー機やコンポなど”使ってるの??”と思わずツッコみたくなるような物が溢れているのが実際の編集部のようで面白いですね。

ズラリと並んだ『VANITY』のバックナンバー。もちろん、背表紙のコピーもオリジナル!紙面も吉瀬美智子さん演じるNo.1モデル”ハマユカ”がモデルのものは、わざわざ撮り下ろしたものもあるそう。

編集部では『VANITY』以外の雑誌も発見!
『女性時代』と『DJ』…あの2誌を匂わせるタイトルにクスリと、思わず読み込んでしまう見出しの数々にクスリとさせられました。

乱雑としたデスク、そして付箋のひとつひとつにもひと手間かけられています。締め切りに追われている編集部の雰囲気が小道具からも感じられました。

ファッション雑誌などで皆さん一度は目にした事があるであろう読者アンケート。質問項目はもちろん、回答に使われる企画名もご覧の通りビッシリ!!このようにセットにはたとえ画面いっぱいに映る事はなくても、映らなくても丁寧に作り込まれた小道具が数え切れない程用意されています。

編集部の中で一際存在感を放っていたのが南城編集長のデスクにあったこちらのカード。
基本的に編集部にはいないという南城編集長の為に、様々な不在理由がカードには詰まっていました。
可愛らしいタッチのイラストはリリー・フランキーさんにそっくりで思わずほっこり。
細かいところまでの作り込みがすごくリアルです！

ドラマ『セシルのもくろみ』は毎週木曜よる10時よりフジテレビ系列にて放送中です。