今年は帰省を控えるという人が多い中、遠くで暮らす家族や実家に贈り物をする「帰省暮(帰省+お歳暮)」が、今注目されています。
日本酒の「久保田」で知られる朝日酒造では、お正月におせち料理と一緒に少しずつ飲み比べることができる、5種類の飲みくらべセットの贈り物が今年は好評なのだそう。日本酒好きはもちろん、初心者でもお気に入りのテイストに出会える楽しさが人気の理由です。
地元の友人へのプレゼントや、オンライン飲みに人気があるのは「久保田 ゆずリキュール」。「久保田 千寿 純米吟醸」をベースにしたブランド初のリキュールで、ゆずの果汁感と日本酒感のバランスがよく、ロックでもストレートでも飲みやすい軽やかな飲み口です。ソーダや紅茶と割ってカクテルにしたり、凍らせてシャーベットにしたりなど、日本酒入門編としてもお勧めとのこと。
料理家の高橋善郎さんによると、日本酒とともに楽しめる今年のお勧めレシピは「手まり寿司」。大皿でなくてもすこし贅沢な雰囲気が楽しめる華やかな一品で、年末年始の食卓に彩を添えてくれます。
・温かいごはん400g
・牛肉(国産もも肉ブロック)300g
・ブリ(寒ブリ柵)300g
・かにのほぐし身 約100g
・あしらい(ゆず/大葉/いくら/すだち/食用菊/わさび)適量
A:塩麹・みりん 各大さじ2、みそ 大さじ1、オリーブオイル 小さじ1、にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
B:薄口しょうゆ 大さじ2、みりん 大さじ2、柚子(刻んだもの) 2cm分
C:酢・砂糖 各大さじ4、塩小さじ2
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【作り方】
1・牛肉のみそ麹たたき
保存袋に常温に戻した牛肉とAを入れ、もみこんで冷蔵庫で30分ほど置く。温めたフライパンにサラダ油(分量外少々)をひき、取り出した牛肉を中火〜強火で全体をしっかり焼く。アルミホイルで包み10分ほど置き、人肌の温度になったら好みの厚さに切る。
2・ゆず風味の漬けブリ
保存袋にブリとBを入れ、優しくもみこみ冷蔵庫で30分ほど置く。キッチンペーパーで水気を切り、刺身の形に切る。
3・酢飯
温かいごはんにCを入れ、ごはんを切るように混ぜ合わせ、粗熱をとる。
4・盛り付け
小さめに切ったラップに、食材、丸くまとめたごはんをのせて包む。かにのほぐし身は、かに、軸を切った大葉、丸くまとめたごはんの順にのせ包む。器に盛り付け、あしらいを添え、適宜しょうゆをつける。