STORYwebのFortune内にあるボイジャータロットのコーナーを担当している《編集R/原 里奈》が、これまでに行ってきた対面セッションを振り返ります。
他の占いでもそうだと思うのですが、やはり、リアルに1対1でセッションを受けたいという方は、具体的な悩みをお持ちの場合がほとんどです。
まずは、<子供の悩み>についての今までのやりとりをまとめてみました。
CASE①
息子の幸せが私の幸せ。感情に溺れていた自分に気づかされました
――R・Hさん(39歳・女性)
「長引く主人の浮気問題に翻弄され続け、そのストレスが原因で息子には心身に症状が現れ、私も精神的に限界を感じていました。しかし、どこかで主人を信じ続ける自分がいて、離婚は考えられない以上、どうすれば息子と私が幸せになれるのか、もがいています」。
そんな彼女が引いたのは、
Player(遊ぶ子ども)。
ボイジャータロットは、同じカードでも見るたびに気になる箇所が違います。
彼女の場合は、このカードを見て、
「中心に描かれているひとりの可哀そうな風体の子が、私には息子に見えます……」。
という反応。思わずこぼれる涙。
ただ、セッションを続ける中で、彼女は「息子と自分が幸せになるためにはどうしたらいいか知りたい」と言いながら、実は息子さんの気持ちに耳を傾けていないことに気づきます。
「私が息子に示してきたことは、どれも私が受け入れてもいい“私ありき”の選択肢ばかりだったのですね。自分がしたくないことは徹底的に排除した選択肢を息子に提示し続けていました。フェアさを欠いていました……。私が望んでいないことを、息子は望んでいるかもしれないですよね」
一方で、ご主人との関係をどうしたいか訊ねると、彼女は
「わからない」
と答えます。
それは当然のこと。
なぜならば、そもそも夫婦問題は息子さんには全く関係ないのだから。息子さんは、ひたすら犠牲を強いられているだけだった。
セッションを続けるうちに彼女は気づきます。
「たとえ息子が、私にとってはあり得ない選択肢を選んだとしても、息子が幸せなら私も幸せになれる。母親なら誰もが知っている幸せになる方法、‟我が子の幸せが自分の幸せ”という真理を、心が疲弊する中で見失っていました。これからは息子の幸せをいちばんに考え、行動したいと思います」。
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