STORYwebのFortune内にあるボイジャータロットのコーナーを担当している《編集R/原 里奈》が、これまでに行ってきた対面セッションを振り返ります。
若い女性とのセッションは、やはり恋の悩みについてのことが多いもの。
われわれ40代からしてみれば、<まだまだやり直しがきく年齢なんだから、そんなに焦らなくてもいいのに>と思ってしまいますが、本人にとっては、とても切実な問題です。
「彼の中でNo.1の存在になりたい!」と思っていた自分が変わった結果……
――M・Sさん(27歳・女性)
「2歳年下の彼は社会人のラグビー部に所属しており、週末はその練習が優先。平日も互いに忙しく、思うようにデートができていませんでした」。
それだけならまだしも、M・Sさんを不安にさせたのが、彼の元カノの存在。
「元カノとは中学の頃から付き合っていたそうで、それこそ双子のように時を過ごしてきたんだと……」。
M・Sさんの不安、そして嫌な予感は当たります。
「結局、『元カノとやり直すことになったから別れて欲しい』と言われて……。でも突然の別れ話に、私は精一杯“年上のお姉さん”を演じようとして、物わかりのいい女よろしく『わかった』とすんなり承諾してしました」。
もちろん心の中は穏やかではありません。未練未練の未練まみれ……。
ということで、ボイジャータロットに相談しにいらっしゃった次第です。
「彼にとってNo.1の存在になるにはどうしたらいいですか?」
と尋ねた彼女の引いたカードは「Change」。
あなたが変わらなくちゃいけない、というメッセージでした。
セッションから数日後、彼女は自分の気持ちをどうにか切り替えて、想いの丈を伝えて終わりにしようと彼に電話をしたところ、なぜか会うことに。
「元カノとは上手くいってる」と語る彼。
「じゃあなぜ私と会うの?」
さらにその後も彼から頻繁に連絡が来ます。付き合っていた頃に彼から連絡が来ることは珍しいことだったので、不思議に思うM・Sさん。彼女がいるのに他の女に連絡をする男、自分が都合のいいときに別れた女に連絡をしてくる男、しかも私の気持ちを知りながら彼女との仲は上手くいっていると嘯く男……。M・Sさんの彼に対する評価が大きく変わっていきました。
「私は変わった。そうしたら彼は私を追い求め始めた。こんな結末もあるんですね。ボイジャータロットの底知れぬ奥深さを感じています」。
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