霧島錦江湾国立公園の美しい自然と一体感を感じながら、桜島や錦江湾をはるかに見渡すことができる絶景の湯宿「星野リゾート　界 霧島」が、鹿児島県・霧島温泉に誕生しました。

一面の窓から壮大な景色を眺めることができる客室は、和の趣や伝統をモダンにアレンジした界独自のご当地部屋「薩摩シラス大地の間」。「薩摩和紙」を活かした温もりある照明や日本三大織物の「大島紬」による壁飾り、「薩摩錫器」の花瓶など、その土地の伝統工芸品に触れることができます。

また、霧島連山をモチーフとしたシラス壁のベッドボードも登場。シラスとは、約3万年前の噴火により出現したこの地域特有の火山噴出物で、不純物が少なく白いのが特徴。自然にできたものなので化学物資を含まず、消臭・調湿作用がある、環境に優しい注目の素材です。

客室棟からスロープカーで向かった先にあるのは、すすき野原に佇む「湯浴み小屋」。自然を肌で感じる露天風呂と、源泉かけ流しの「あつ湯」、温泉成分を肌になじませる「ぬる湯」の2つの内風呂があり、霧島山から湧出された硫黄泉に浸かりながら心身ともにリラックスできます。

さまざまな食材で彩られた季節の会席料理も楽しみのひとつ。ご当地で端午の節句に作られる季節の和菓子「あくまき」を使った先付や、酢の物・八寸・新鮮なお造りを「おかもち」に盛り合わせた華やかな宝楽盛りなど、見た目も味も楽しめる料理が揃います。

特別会席では「黒豚しゃぶしゃぶ」が登場！　鹿児島の名産の黒豚を削りたての鰹節で追い鰹をしながら、鰹の旨味が引き出された出汁で食べる絶品しゃぶしゃぶです。

爽やかな風を感じることができるビューテラスは、好きな時に気ままに過ごすことがでるフリースペース。日没に合わせて暖炉に火が灯るため、炎を眺めながらゆったりと過ごすのがオススメのくつろぎ方。夜に空を見上げると、満天の星空を眺めることもできます！

この宿がある霧島エリアは、日本の建国の始まりとされる「天孫降臨」の神話が残り、高千穂峰の山頂には伝説の「天の逆鉾（あまのさかほこ）」がある神聖な場所。また近隣には、建国神話の主人公であるニニギノミコトを祀った屈指のパワースポット「霧島神宮」もあります。温泉で疲れた体を癒した後は、散策しながらパワーもチャージ…そんな贅沢を叶える宿です。