Lifestyle特集

最愛の父との別れを乗り越えて〜梅宮アンナさん〜

ファッションもライフスタイルも恋愛も、STORY世代の注目の的だった梅宮アンナさん。あの頃から時が過ぎて、アンナさんも48歳に。最愛の父との別れ、その後の家族、相続について語ってくれました。

梅宮アンナさん

1972年生まれの48歳。雑誌『JJ』でモデルデビュー。その後のトップモデルとして雑誌やCMでの活躍ぶりはご存じの通り。父親は俳優の故・梅宮辰夫氏。現在は母であり元モデルのクラウディアさん、19歳になる一人娘・百々果さんの3人家族。

 


● 父が愛した真鶴の別荘。
今ここは母・娘・私の3人になった家族が集う大切な場所です

>>“私は人に頼りきって生きる人生は選ばない”と改めて思いました

父が亡くなったのは一昨年の12月。この数年はほんとに『私にもこんな困難がやってくるんだ』って自分でもびっくりするほど、様々な経験をしました。

病身の父と専業主婦ですべてを父に頼りきっている母、高校を卒業して海外の大学進学にチャレンジした娘。家族の衰退と成長の間で私に求められているものの大きさに呆然とすることも度々。実際、父が亡くなった後はまずは母を支えることに懸命でしたね。

母は父から『何もしなくていいから』って言われて結婚して、父もその約束をずっと守っていて。家計のことはもちろん、料理や子供や孫の世話、犬の散歩から美容院の予約まで全て父がやっていました。母は掃除と洗濯をするくらいだったかな。その頼りきっていた父が亡くなった時の母の悲しみようは想像以上でした。泣き崩れ何もできなくなった母を見て、50年以上連れ添った夫を亡くすことがどれだけの喪失感か、父がいかに偉大だったかを改めて実感しました。

でもその一方で『私は人に頼りきって生きる人生は選ばない』と改めて思いましたね。だって、頼りきっていたらそれがなくなった時にどれだけのダメージになるか、母を見ていると痛いほどわかるんです。そして、今後は父に代わり私が梅宮家をすべて取り仕切らなければと覚悟を決めました。

>>相続

父が12月に亡くなって年明けすぐから降りかかってきたのが相続でした。父とは生前たくさんの時間を過ごしたのに、相続に関する話はしたことがなくて……。亡くなる直前にもノートに何か熱心に書いていたから、文章にして遺しておいてくれるのかと思って後ろからそっと見てみたら、料理レシピでした(笑)。

そんな父でしたから、遺書などは一切なくて。亡くなると故人の銀行口座とか凍結されちゃって。それを解除するためには、法定相続人を提示しなければならない。父が生まれてから死亡時までの所在地を住民票等で明確にしないといけないんです。母との結婚後はわかるのですが、それ以前はわからない部分も多くて。この作業だけでも日本全国あちこちの役所に60回以上は通いましたね。

父はずっと渋谷の松濤に自宅を構えていて、時折真鶴の別荘に通うという生活だったのですが、亡くなる数年前に松濤の自宅を売却して現金化して、真鶴で暮らしていたんです。相続の時に松濤の家がそのままだったら、膨大な相続税がかかりますから大変なことになっていたと思います。更に、娘の百々果も6年ほど前に税理士さんの助言を受けて両親の養女になっていたんです。このふたつのことで大分相続をスムーズに行うことができました

>>1年経ってやっと父の死を素直に受け入れて、悲しむ余裕ができた

そんな日々を過ごした昨年末、久しぶりに表参道の紀ノ国屋に行ったんです。父が大好きで私も一緒に子供の頃から通っていたスーパー。

何げなく足を踏み入れたのですが、その瞬間に父との思い出が走馬灯のように巡って涙が溢れてきてしまって……。私、父が亡くなってから泣く暇なんてなくて、泣いたことなかったんです。でもあの時ずっと張り詰めていた緊張の糸がぷつんと切れて。1年経ってやっと父の死を素直に受け入れて、悲しむ余裕ができたように思います

赤のニットはモンクレール、白のデニムはフォーエバー21、下の愛車のカットのグレーのストールはアンナさんが始めたブランド「anmo closet」。薄手のカシミアで超大判なのでストールとしてだけでなく、ソファでブランケット代わりに使ったり、車に置いたりと用途多彩。

真鶴の海を見ていると 父の愛に包まれるような気がします

父がスケジュール帳として使っていた日誌を最近少しずつ読み始めています。読み返してみると家族の心配事や愚痴などいろいろと書かれていて、父が家族のことをどれだけ想っていてくれたのかがわかります。

5匹のワンちゃんが我が家のアイドル!

ペットは私のヒーリング的存在。年末にブラックペキニーズのバブルスちゃんが加わって、合計5匹になりました。

父の好物だったあけび屋珈琲の黒カレー

父は真鶴周辺にいろいろ行きつけの店があり、私が今でも通っているのが真鶴駅近くの「あけび屋珈琲」。新鮮な帆立貝を使ったブラックカレーはコクと甘さと辛みのマリアージュ。クセになる味。アンティークなインテリアで珈琲の種類も豊富で抜群に美味しいんです。

真鶴へは愛車のAMGのゲレンデで

坂道も多い真鶴では、車は4WDのメルセデスAMG G63で。ホイールやフェンダー等を好みにチューンしたお気に入りの1台。都内では排ガスを考えて電気自動車のBMW i3を。

撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) 取材/安西繁美 ※情報は2021年3月号掲載時のものです。

チームSTORY
FROMチームSTORY 雑誌「STORY(ストーリィ)」の製作に携わる編集部員たち。日夜雑誌作りに勤しむなかで得た知見、タメになる情報、愉快な話などなどファッションからライフスタイルまで、STORYらしさ溢れるトピックを、webでも存分に披露していきます。
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