京都でいただいたときフワッと軟らかい食感が癖になり、我が家ではこの卵春巻きがすっかり定番となりました。具材は一緒でも、卵の甘みが加わると全然違った味わいに。「皮がない」なんていう緊急事態にも使えますよ。

薄焼き卵の春巻き

レシピ
1 卵を割りほぐし、ザルでこしてなめらかにする。22～26㎝くらいのサイズのフライパンで薄焼き卵を作り、大きな皿にとって冷ます。
2 たけのこは繊維を断つように、人参は繊維に沿って細切り。豚肉もたけのこくらいの太さの細切りにする。
3 鍋に油を熱し、人参と豚肉を炒める。豚肉に火が通ったらたけのこも加えてさっと炒め、オイスターソースと醬油で調味。好みで花椒パウダーを加え、水溶き片栗粉でとろみをつけたら、皿かバットにあけて冷ます。
4 1の卵をツヤッとした面を上にして広げ、3の具をのせて巻く。
5 ボウルに小麦粉とベーキングパウダーを入れて菜箸で混ぜ、氷水を注ぐ。練らないようにザッと混ぜ、少しゆるめに調整したら4をくぐらせる。
6 180℃の油で5を揚げる。菜箸で時折ひっくり返してきつね色になったら引き上げる。
7 6の油を切って、酢醬油とからしを添える。

撮影/山田英博　取材/篠原亜由美
※情報は2020年4月号掲載時のものです。