東京のうだるような暑さと忙しい毎日から逃れ、8月の下旬に日本海周遊クルーズへ!
クルーズのみならず、遊覧船など海や川を渡る乗り物は大好きなワタクシ。文字通り「渡りに船」の旅にワクワクしながらひとり乗船。写真をどうやって撮ればよいか考えた結果、事前にセルフィー棒まで買い込んで、いざ!
今回私が利用したのは、福岡発着のクルーズ「コスタネオロマンティカ」。羽田から飛行機で向かい、そこから乗船。いくつか選べるコースの中で、日本海周遊の福岡—舞鶴—金沢—境港—釜山(韓国)—福岡のコースです。
巨大すぎて撮りきれない。。。
いざ船内に入ると、カーペットがひかれていて、重厚感が漂います。
お部屋は、大きく分けるとクラシック、プレミアム、デラックスの3タイプ。デラックスには、スイートと呼ばれるお部屋もあり、ちらっと見せてもらいました。ここは、オーシャンビューのバルコニー付きのスイートルーム。
ちなみに、プレミアクラスのオーシャンビューのお部屋はこんな感じ。
朝起きてすぐに朝焼けが目に飛び込んでくるなんて、東京での日常ではなかなかない体験。忙しい毎日から解放されているという事実を、この風景を見るたびに感じられました。
今度なら乗るなら、予約で埋まってしまったというスイートで、海を見ながらシャンパン(スパークリングではなく)を飲みながら、バルコニーで時間を忘れて、ガジェットも全てオフして過ごしたい!
このコスタネオロマンチカは、イタリア客船なので、オフィサーとおよばれる船内の人達の多くは、イタリア人。シェフもイタリア人で、ビュッフェからハイクオリティのレストランまで全ての船内の料理を統括しているそう。
ナポリ出身のシェフ、Pasquale Ciamiello氏
船上とはいえども、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままに出せるよう配慮しているとのこと。基本的な食事はイタリアンがメインだけれど、ゲストに喜んでもらえるようローカライズしているものもあるのだとか。
パスタはバリラだそう
チャーハンなどもメニューに
船内のシックなレストラン、マンマトラットリアでは、定番のイタリアの郷土料理も。ドレスアップ具合はというと、普段ちょっといいレストランへ行く時くらいの装いで十分。
イタリアの郷土料理である仔牛の骨付きすね肉煮込み「オッソブーコ」
デザート盛り合わせプレート
これ以外にもお夜食で、お蕎麦やラーメンのサービスも。ちょっと足を伸ばせば、バーやカフェ、ピッツェリアなどがあるので、朝起きてから寝るまで、何かしら口にしていました。
いつもは滅多に食べないのに、見た瞬間に本能的に手が伸びていました。。。
料理といえば、このコスタネオロマンチカは、メインレストランやビュッフェ、朝食は全て代金に含まれているのです。一部のレストランや飲み物などは、別料金になりますが、基本的にいちいちお支払いすることもなく、エクストラでかかった場合は、最初にクレジットカード登録された「コスタカード」と呼ばれるカードにチャージされます。後で一括清算できるので、お金の心配もなく、心から楽しめるのは、楽チン!とはいえ、アルコールは別料金なので、要注意!
当然食べてばかりではいけないと、船首に位置するジムで海を見ながら、身体を動かして、摂取した分を(少しだけでも)消費。
このジムは、船首に位置しているので、海を見ながら身体を動かせるのが魅力。
また、プールもあるので(夏休み中というのもあって、子供が占領していましたが)入ってもよし、デッキに置かれているチェアに寝そべってリラックスするのもよしで、身も心も開放感がたっぷり味わえます。
クルーズというとどうしても年配の方の旅行のイメージがありましたが、このクルーズはどちらかというとカジュアルな趣き。というのも、13歳以下の子供はなんと、無料!!!これは、家族にとって、朗報ですよね?じっとしていられないキッズには、プールでも卓球でも身体を動かせるし、デッキは広いから大声出しても怒られることはないし、パパ&ママは海を見ながら独身時代を思い出して洒落たお酒を楽しむのもあり。個人的には、SATCばりに友達とグループで、ワイワイするっていうのがオススメ。なぜって、イタリアのグッドルッキングガイズのことを、「あーでもない」「こーでもない」と女友達とワイワイしながら、疑似恋愛的なことを船上で楽しむっていうのも、非日常感がたっぷりですから。デッキから見える海は、それはそれは果てしなく広大で、船内のソファーのあつらえはもちろん、各寄港地の景色もインスタ映えします。ちなみに、ここまでの間で、セルフィー棒はまだ出番なし。続きは、また!
クルーズに興味をお持ちになったら詳しくはこちらをご覧ください。https://www.costajapan.com/