入院生活を終え、娘が無事に1歳を迎えました
娘が1歳になりました。
本当にこの日を待ちわびていました。
というのも生後2か月の時胆道閉鎖症の疑いで入院になっていまい、元気に生まれたと思ったら今度は死んでしまうかもしれないという不安が突然目の前にやってきました。
病名が分かるまで自分なんてもうどうでもいいから娘だけは助けてくださいと、毎日というか一時間ごとに祈っていました。
結局、沢山の検査や検査手術を経て糖質の分解が苦手な体質だと分かりましたが、コロナ渦での入院生活は外部との接触NG。心細く、ただただずっと娘に寄り添い、一緒に泣いて祈るばかり。
点滴や注射で包帯ぐるぐるになった腕を一生懸命持ち上げて指をしゃぶろうとする娘。
ものすごい小さな体に造影剤を入れられてMRIに入ってじっと耐える娘。
検査手術の前日は絶食で、お腹がすいて朝までずっと泣き続けて挑んだ検査手術。
産まれてからまだ100日位なのに、こんなに小さな体で大きな試練に勇敢に立ち向かう姿に私の方が勇気をもらいました。
一生忘れないような入院生活を終え、無事に迎えた1歳。
義実家にてお祝い。
娘の病気は一生付き合っていかなければならないものですが、食事療法で体を守っていくことができるとわかりました。
同じ病気でも幸せに暮らしている人が沢山いますし、娘も生まれた意味というか使命を全うできる人生を歩んでほしいです。
勉強ができなくても、運動が苦手でも、話下手でも、そんなのほんとに小さなことで、とにかく生きているだけで素晴らしい。
生きていてくれて、隣で笑ってくれて、本当にありがとう。
「低糖質・高タンパク・良質のオイル」これが娘の体を守るための食事療法です。
娘だけでなく、息子は小食でタンパク質が足りないし、夫もジムに通って低糖質や高たんぱくを意識。
私もつい肉魚が足りなくなることもあるので、タンパク質をどう摂るか、は家族全員の課題。
血液中の水分をキャッチするのはタンパク質になるので、タンパク質が少ない体になると血液量も減ってしまい元気も出ません。
おやつでうまく取り入れられるように、今日は小麦粉も米粉も砂糖も使用しない超低糖質バナナマフィンをご紹介します。
娘もお気に入りです。
低糖質バナナマフィン
〈材料〉
(直径4cm×高さ3.5cmのマフィンカップ6個分)
バナナ 中2本(150g)+ 飾り分
卵 1個
メープルシロップ 15g
ココナッツオイル 30g
豆乳 30g
大豆粉 50g
アーモンドパウダー 50g
ベーキングパウダー 3g
〈作り方〉
1. バナナは皮を剥き、フォークなどで潰しておく。お好みで飾り用のバナナを5㎜くらの厚さに切っておく。
2.ボウルに卵、メープルシロップ、ココナッツオイルを入れて泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる。豆乳を入れてさらに混ぜる。
3.振るった粉類を②のボウルに入れて、ゴムベラで混ぜる。
4.潰したバナナを入れてさらに混ぜて生地の完成。
5.マフィンカップに入れて、飾り用のバナナを乗せる。
6.170度に予熱したオーブンで約25分焼く。竹串などを刺して生地がついてこなければ網の上に乗せて粗熱を取る。
粉は大豆粉とアーモンドパウダーで代用。オイルはエネルギー代謝されやすいココナッツオイルを。
使用した大豆粉は最近スーパーでよく見かけるこちらです。出来れば3回くらい振るって頂くとより食感も気にならずに召し上がれると思います。
※メープルシロップの代わりに砂糖、ココナッツオイルの代わりにサラダ油や米油などでも作れます。
美味しく食べて、美しい体を!