息子がパンを焼きました。
大きいのと小さいのたくさん。
何やらPCでレシピを調べて一人で頑張って作っていました。
強力粉を使ったようでもちもちして美味しかったです。
一人でちゃんとやり遂げたことは大いに褒めてあげます。料理には作った人の気が宿ると思っているのですが、息子のパンは素直な味で、それが良くってつい食べすぎてしまいました。
最近、スポーツ栄養の勉強を始めたのですが、試合やトレーニング、オフ期などアスリートの目的別の栄養の取り方などとても面白いです。
アスリートの方々は、炭水化物を抜くなんて絶対NG。
いや、アスリートじゃなくても炭水化物大事。
エネルギーのもとですもんね。
ダイエットしようと炭水化物を極端に減らしたりすると、『火はあるのにくべる薪がない』という感じでちゃんと燃えていきません。
炭水化物からエネルギーが作られないと、タンパク質からエネルギーを作り出そうとするのでせっかく筋肉をつけようと思ってタンパク質を摂っていてもそこから消費してしまいます。
しかも通常のエネルギー代謝ではなくなるので燃えカスみたいなものが残り身体にあまりよくありません。
必要な分の炭水化物はきちんと摂取して、キレイな体で痩せていきたいですよね。
というわけで、今回の薬箱レシピは炭水化物を美味しく食べられるレシピにしようと思います。
テーマは脳疲労回復。
子育てと仕事の合間に勉強を両立しようとするのはなかなか体力がいるもので、(実際両立できてない。汗)何となく疲労も溜まって集中力が続かず・・・
しかも娘、寝るのも早いけどめちゃ早起きで母は寝不足。
朝5時半に起きてこの笑顔です。低血圧とか絶対なさそう。
さすがに睡眠不十分により気血不足と、ブレインフォグみたいに脳がシャキっとしていない感じです。
そんな脳に必要なものは、脳のもやもやを晴らす辛味による発散と芳香性の刺激。
更に不足した気血を補う豚肉やあさり、卵など。
もうこれはスンドゥブチゲに決定!
仕事などで頭が疲れがち、すぐ眠くなる、集中が途切れる、などの脳疲労のサインがある時に是非召し上がって頂きたいです。
『スンドゥブチゲ』
(4人分)
絹ごし豆腐 400g
あさり 180g
豚バラ肉 180g
葱 80g
えのき 50g
水 800cc
ごま油 小1
(合わせ調味料)
ごま油 大1.5
コチュジャン 大2
カイエンペッパー 1.5(一般的なスンドゥブチゲの辛さですが好みで調整してください)
カルダモンパウダー 小1/2(なくても可)
おろしにんにく 小1.5
醤油 小2
料理酒 大1
鶏ガラスープ顆粒だし 大2
葱の青い部分みじん切り 12g
(トッピング)
葱の小口切り
(作り方)
1.あさりを洗い砂抜きする。豆腐は水を切っておく。豚肉は一口くらいに切る。えのきは石づきをとってほぐしておく。葱は斜めにスライスする。
2.フライパンにごま油をひき豚肉とえのきを軽く炒める。
3.鍋に水、あさり、葱、②の豚肉とえのきも汁ごと、合わせ調味料も入れ」て混ぜ合わせる。手で大きめにちぎりながら豆腐を入れ中火にかける。
4.ふつふつしてきたら卵を落とし入れ、あさりの口が開いたら火を止める。
5.器によそい、葱の小口切りを添えて完成。
脳のすっきりしないもやもやを強い刺激で晴らすように、唐辛子・にんにく・コチュジャンを使用。
さらに芳香性の刺激のためカルダモンも追加しました。
脳疲労の為に足りない気血をあさり、豚肉で補いました。
頭に血が上っているような時に、貝殻ごと煮込んだスープには鎮静効果もあります。
たっぷり4人分レシピとなっていますので、お椀いっぱい召し上がる感じでしたら半量にしても良いと思います。
脳疲労には、まず十分な睡眠、そして自然を感じてリラックスすることが大切です。
そして食事では少しスパイシーで香りのある食材を意識して摂り、美味しく脳疲労回復を。
私もスンドゥブチゲを食べたあとは、公園で娘とリラックスタイムです。