午後の静かなひと時に、丁寧に入れた紅茶でティータイム……。そんな自分だけの時間を楽しむのにぴったりのお茶【NINA’S MARIE-ANTOINETTE】をご紹介します。その豊かな香りの秘密とは?
美食の国フランスが愛するフレーバーティー
自分だけのお茶の時間を楽しむなら、何を飲みますか?
紅茶派はもちろん、コーヒー派にも日本茶派の人にもお勧めしたいのが「NINA’S MARIE-ANTOINETTE(ニナス マリー・アントワネット)」〈以下ニナス〉のフレーバーティーです。ニナスは1672年創業のフランスの紅茶メーカー。中でも、フレーバーティーは、美食家が集うフランス本国はもちろん世界各国にファンを持つ人気です。
ニナスを語る上で、ぜひ知っておいてほしいのが「フレーバーティーとは何ぞや」ということ。紅茶(クラシックティー)とは“ひと味違う”というのをご存知でしょうか。
茶葉本来の香りや味を楽しむブラックティーを「紅茶(クラシックティー)」とするのに対し、フレーバーティーは、茶葉に花やフルーツの香りの付けたり、果実や花そのものを混ぜたもの。例えば、茶葉にベルガモットの香りを付けたアールグレイや、ジャスミンの花で着香したジャスミンティーはその一種です。
フレーバーティーは味だけでなく、「香りを楽しむ」お茶。そのため、茶葉の品質はもちろん、どうやって香りを付けるかでその差がつくのです。
この「どうやって」の違いこそが、ニナスが愛されるゆえん。
実は、同社は香りのスペシャリストなのです。
王妃が愛した香りのノウハウを紅茶に
ニナスの歴史は古く、その前身は香料メーカーだったそう。ルイ14世やヴェルサイユの宮廷のためにフレグランスを納めていたといい、かの王妃もお気に入りだったとか。また、ラベンダーオイルの抽出を世界で初めて成功させたことでも知られています。こうやって、長く受け継がれてきたフレグランス作りのノウハウが、ニナスのお茶に生かされていることは言うまでもありません。
中でも、フレーバーティー「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」は、ニナスのスペシャリテといえるお茶。りんごやバラが満ちるその優雅な香りは一度で虜になるはず。王妃の名を冠するこのお茶には、なんとフランス王立の菜園「ル・ポタジェ・ド・ロワ」のりんごやバラを使われているのだそう。王立菜園の唯一のオフィシャルパートナーであることも、ニナスの品質の証といえるのです。
心躍る可憐なパッケージは贈り物にも
今回、5月のSTORY experienceイベントの際にお土産として用意された「ニナス マリー・アントワネット」のロイヤルシリーズ 9 種類のティーパックを自宅で楽しんでみました。ニナスならではの華やかなフレーバーティーの他、厳選されたクラシックティーやハーブティーもラインナップされています。
その豊かな香りと風味にうっとり……。
香りに重きを置くお茶は、香りがきつすぎたり、逆に茶葉の風味が感じられないこともよくありますが、ニナスのお茶はフレーバーと香りがそれぞれを引き立て合い、これこそ黄金比だと感じさせるお茶ばかりなのです。
そして、この華麗なパッケージやリーフレットにも心ときめきます。各フレーバーをイメージした“マカロンカラー”は、まさにソフィア・コッポラの映画『マリー・アントワネット』の世界! 見て美しく香って華やかなパッケージを開けるたびに、ニナスの本店があるパリのヴァンドーム広場に訪れたような優雅な気分にさせてくれます。
ご自宅用はもちろん、ちょっとしたお礼に差し上げれば、会話が弾みそう。可愛いものがお好きな若い方から、舌の肥えた目上の方まで、多くの方に喜んでいただけるはずです。
“王妃のティータイム”をホテルで体験
このニナスのお茶を、ホテルのダイニングで楽しめるプランがあります! 六本木のグランド ハイアット 東京のオールデイダイニング「フレンチ キッチン」では、6月30日まで『マリー・アントワネット アフタヌーンティー』と題したイベントを開催中です。
ニナスのお茶とともに、王妃マリー・アントワネットにちなんだオリジナルのスイーツのペアリングを楽しむことができます。中でも、ヴェルサイユ王の菜園「ル・ポタジェ・ド・ロワ」のりんごとバラのエッセンスを使用し、マリー・アントワネットに献上したといわれる秘伝のレシピを再現した2種類のケーキは人気なのだとか。また、王妃のために作られた懐中時計や直筆の手紙の展示(国内初!)もあり、華やかなサロン文化の一端を観ることができます。
そして、7月からはサマープランに衣替え。旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツやこの期間のみの「ニナス マリー・アントワネット スパークリングローズシャーベット」などと一緒に、夏の優雅なティータイムを楽しむことができます。
日本が世界に誇る5つ星ホテルのサービスで楽しむ華麗なティータイムは、しばしのお姫様気分を味わえるはず。ニナスのお茶で、いつもよりちょっと贅沢な“自分時間”を楽しんでみては?
取材/角田ひかる
『マリー・アントワネット~シークレットサマーフルーツガーデン』7月1日~8月31日
15:00~17:00(ラストオーダー 16:00)※90分制
平日¥5,280/土日祝¥6,380
*税込・サービス料別
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/recommended/french-kitchen-sweetsfesta-afternoontea/