カギは「丸みを帯びたフォルム」と「色」
いまや韓国といえば「美容」と「エンタメ」!しかもここ1年以上、おうち時間のほぼ大半をこの二つが占めていたといっても過言ではないくらい。
前から好きだったけど改めて韓国ドラマや映画にはまり、その世界観にどっぶりのめり込んだであろう読者も多いはず。そんな中ドラマや映画を見るだけじゃ飽き足らず、憧れの女優さんが食べている美味しそうな韓国料理を自身で再現したり、韓国ドラマに欠かせない恋愛もので胸キュンシーンの二人のお部屋に心ときめく人も少なくないとか。
そんな読者のために今回は韓国インテリア雑貨をクローズアップ。
STORY世代には少々可愛すぎる韓国インテリア雑貨ショップの中から、これを抑えると程よく可愛く程よくお洒落に仕上がるアイテムをピックアップ!ぜひ参考にしてもっと韓国にはまろう!
KUMOキャンドル
https://littlerooms.jp/products/rbb54-00001?variant=31463154090102
インテリア雑貨の中で一番雰囲気がでるのがキャンドル.優しく燃える炎だけでなく柔らかな乳白色そのフォルムはオブジェとして置いておくだけで充分可愛く癒される存在。
香りがついているもの、ついていないものをうまく選べば、より使用する時間が増えそう。
ラタン
韓国ドラマでもたびたび出てくるラタン家具。日本でも昭和の時代には一大ラタンブームがあったほど。実際軽くて編み込むことで家具や雑貨をつくることが出来、とても扱いやすいのです。テラスファニチャーとしてラタン家具を置いているアジアやヨーロッパのラグジュアリーホテルや街角のお洒落なカフェも多いですよね?家具をそろえるとなるとかまえてしまうけど、雑貨だと気軽に手を出せるのが嬉しいところ。着色していないラタンは浅い色合いで白い壁にもよく合い、編み込みで空間がほどよくあいた面は木ほど重たくなく主張しないので、どんな食材や雑貨でもあいます。またラタン独特の曲線と色は優しい雰囲気を醸し出すので、リラックスできる空間作りができるのもいいところ。
照明のベースにもラタン。
ライトをつけると白熱色と良く合います。
チューリップ
ザ造花なチューリップ。一瞬どうして造花?どうしてチューリップ?と思ったけれど、
韓国インフルエンサーの画像やサイトをみて至極納得。
フードや化粧品、自分と並べてとったら映えるのです、とっても。
まさに韓国インテリア雑貨を語るなら欠かせないキーワード、「丸みを帯びたフォルム」と「色」の最たるものではないでしょうか?
まずはチューリップの花のそのコロンとした丸いフォルム、そして何しろ可愛い色あい。次にチューリップが出回る季節でもどうして造花なのか?
その答えは造花ならどこで使用しても形が崩れないから!です。
生のチューリップを購入した経験のある方ならお分かりだと思いますが、チューリップって花びらは意外に柔らかく、葉の部分だってなかなかの柔さのうえ、テーブルの上におけば、くたっと形が崩れ途端に元気に見えないのです。
それに比べて造花ならいつもぴんとフォルムをキープしてくれるだけでなく、色もあせることなく脇役に徹してくれるという健気さ、そして映えが倍増するにもかかわらず可愛いお値段。SNS用写真撮影の脇役として丸みを帯びたフォルムの造花おすすめです!
ミラー
鏡といえば四角、壁にかけるか、置くなら足がついているという概念を吹き飛ばしたのが韓国インテリアミラー。
キーワードの曲線しかない形で、ミラー用の専用台にセットするタイプが人気です。
もちろん鏡としてちゃんと機能しますが、勾玉の形や水をにじませたような愛らしい曲線のフォルムは机の上におけば存在感もあり、立派なインテリアに。
大きさもカタチも大小様々なので、自分の部屋に合うものがみつかります!
壁の延長線上にある主張しない存在だったミラーを一気に格上げして、レイアウト次第でオブジェにだってなり得る存在に。
決して高級感あふれるわけではないけど、お値段に見合う、もしくはそれ以上を提供してくれる韓国雑貨。ペルシャ絨毯やモロッコ雑貨、北欧デザイン家具、和小物や和家具など国独自の文化を色濃くだしたモダンインテリアはまだないものの、最近の韓国デザインは時に目を引きます。
色も形もどちらかというとフェミニンで優しい印象があり、女性にも男性に受け入れられやすいよう。韓国インテリアはまだ創世記、今後はさらに進化をする予感。いまからチェックするのが正解かも!
取材・文/近藤由佳子