石川県金沢にある御菓子司 「𠮷はし菓子所」とコラボレーションした、三段重の特別アフタヌーンティー「金沢のおもてなし」が、パレスホテル東京のロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」に11月30日（火）までの期間限定で登場しました。

1947年創業の石川県金沢の老舗御菓子司「𠮷はし菓子所」は、茶の湯文化のある金沢において茶人たちが信頼を寄せる知る人ぞ知る名店。注文を受けた分のみを作るこだわりの和菓子は、金沢でしか手に入れることのできない逸品です。

ひがし茶屋街から一歩入った閑静なエリアに佇んでおり、𠮷はしといえば上生菓子と言われるほどの腕前。二代目の𠮷橋廣修氏は、「雪国である北陸の地で培われた美意識や文化を、和菓子を通じて感じていただけたらと思います。東京のお客様のほっとするお顔が見れたらと、心を込めて一つひとつ丁寧にこしらえます」と語ります。

まずは、「𠮷はし菓子所」が作った落雁を「天野茶店」の芳醇な加賀棒茶とともにいただきます。茶葉の柔らかい部分のみを使用した香り高いほうじ茶は、和菓子と相性の良い金沢伝統の味。落雁は、徳島の和三盆に職人が熟練の技で水分を加え、口の中ですっと溶ける仕上がりに。

三段重の一段目には、「𠮷はし菓子所」の繊細で美しい和菓子や干菓子が並びます。花びらを手作業で象った「千代見草」は、ほんのりとした甘さが際立つ上品で滑らかな食感。金沢のお茶席の場で毎年愛されてきた絶品の「栗金団」は、この季節にしか食べられない秋の風物詩です。

二段目には、パレスホテル東京のペストリーシェフによる加賀野菜や石川産の食材を使った和を感じるスイーツ、三段目にはシェフによる見目鮮やかなセイボリーが揃います。石川県の稀少なぶどう「ルビーロマン」の爽やかなジュレや、干し柿の味の「能登志賀ころ柿のパンナコッタ」、出汁の効いた「百万石しいたけと加賀蓮根 金時草のロワイヤル」や「五郎島金時芋ご飯」をいただきながら、金沢の秋を感じるひと時を過ごせます。