前編はこちら
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クルーズ旅行に出てみて思ったことは、荷物をいちいち移動することなく、いろいろな場所へ行けること。1週間もの旅となるとLサイズのスーツケースが必要だし、ホテルを変わるたびにパッキングして…それだけで疲れるなんてことも。
その点、本当に船旅はラクちんです!今回の出港地福岡で乗船した後、部屋に入ってから自分の荷物を出し、香りグッズやビューティーグッズなどをセッティングし、自分が心地よく感じる空間を作り上げ、そこから約1週間を過ごしました。
福岡を出て、到着したのは京都の舞鶴。正直、新幹線で行くことが多い京都でも、船旅だと日本三景の天橋立の方まで行けて、名産のかまぼこ作りまで体験!
成形して試食まで体験ができます。
蒸したてのかまぼこは、絶品!!!やめらない止まらない。。。
かまぼこはお魚と調味料だけなので、かなりヘルシー。入っている魚で味わいが変わってくるそう。
天橋立では、海と空が逆に見えるという股のぞきもトライ。写真は難しかった。。。
夜には船に戻り、ベッドに入って目覚めると次は、金沢!この間、波が気になるかと思ったけれど、全く気にならず熟睡。
この日は、日本三名園の兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館そしてひがし茶屋街へ。
兼六園は、大学時代のボーイフレンドとの旅行以来だったけれど、その時に受けた印象と全く違い、日本独特の「侘び寂び」が感じられる、手入れの行き届いたお庭で、お抹茶を一服頂きたくなりました。
年間を通して見られる景色で、日常の忙しさをリセット。
そして、ずーっと行きたかった金沢21世紀美術館は、現代アートの面白さがたくさん詰まっていて、もちろんフォトジェニックな要素もたっぷり。
ひがし茶屋街の昔ながらの街並みの中には、現在も営業をしているお茶屋もあり、昼間は予約すれば見学がOKなところも。
和菓子屋や地酒のお店なども軒を連ねていました。
金沢らしい贅沢な金箔遣いのソフトクリームも!
徳川時代に謀反の意がないことを示すため、文化や芸能に力を入れていたというだけあって、歴史を感じる街の姿にはやはり憧れと尊敬のまなざしで見てしまいます。
次の日は、境港へ。島根では、これまた行きたかった足立美術館へ。窓枠を額縁と捉え、中から見えるお庭はそれはもう絶景!電線などが邪魔をしないよう、奥のほうにほのかに見える山まで手入れをしてるとか。
私まで入ってしまっていますが、完璧な構図!
松江といえば今回伺った松江城のほか、和菓子処としてもとても有名。松江歴史館の中にある、喫茶きはるでは、黄綬褒章受章等を受賞した現代の名工、伊丹二夫氏による和菓子のデモンストレーションがありました。出来上がった、和菓子はまさにアート!!
四季の上生菓子と一緒に頂くお抹茶の味わいは、最高です。
最終寄港地である釜山では、マーケットへ行ったり買い物したりと、日常的な過ごし方でゆっくりと。
同じような屋台が並んでいたので、とりあえず人が多いところへ並んでみる。
忘れてはいけないのが、ここは韓国なので、当然ながらパスポートを持参しているのです。とはいえ、手続きは船内で行うので、難しいことは全くなく、陸へ降りたら即、街へ出かけられるのもお手軽度満点。
出港するタイミングがちょうど夕暮れということもあって、その景色がとーってもキレイ!癒される〜!!
この時船内のジムからの帰りで、トレーニングウェア姿だったため記念写真を撮れなかったのが悔やまれる。。。
各港で下船してもしなくても、それは自由。毎日部屋に届けられる「TODAY」というパンフレットを見ながら、船内のアクティビティに参加しても良いし、船でゆっくり過ごすのもOK!
私は、基本的に昼間は外に出かけていましたが、夜は船内のアクティビティーに参加。
専属ダンサーとシンガーによるミュージックショー
「ホワイトナイト」の夜は、白がドレスコード。
白いTシャツと麻のロングスカートというカジュアルなスタイルで。
オフィサー達とのダンスパーティー。女性達の熱気が回を増す毎に高まっていた!
アパルトマンのごとく自分の部屋はありながら、下船するとそこは昨日とは違う場所っていうのは、本当に刺激的!!しかも、メジャーだけどいつもはなかなか行けない場所へ行けるというのもいい。最初は、初めて尽くしでどうなる旅行かとは思ったけれど、レストランの人達とも段々顔見知りになったり出来たのも、楽しい思い出。日本語が分かる人達も多かったけれど、挨拶くらいは英語もしくはイタリア語で簡単に交わせたら、もっと楽しめます。
次回の1週間の休みには、違う場所で試してみたい!と思わせる充実の旅でした〜!
GRAZIE! Arrivederci!!
クルーズに行ってみたいと思いましたら、こちらをどうぞ。
https://www.costajapan.com/