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Lifestyleジェーン・スー×HARUKO「四十女、しじゅう悩みどおし!」

義理の両親と、気が合わない問題について【ジェーン・スー×HARUKOの人生相談Vol.7】

40代女性の気持ちを代弁するような明快な語り口が人気のコラムニスト、ジェーン・スーさん。新聞やラジオ、雑誌で多くの方のお悩みに答え、その胸のすくような回答には励まされる読者も多数。
一方、波乱万丈の人生経験を持ちながら、いつも前向きで飾り気がない人柄で、誰からも愛されるモデルのHARUKOさん。歯に衣着せぬ語り口で、仲間のお悩みにさっと答えてくれると評判です。
そんなおふたりに『STORY』読者の真剣なお悩みに答えていただきます!

<PROFILE>

ジェーン・スーさん

コラムニスト。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」(月〜木11:00〜)のパーソナリティを担当。毎日新聞をはじめ新聞・雑誌で数多くの連載を持つ。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』は、第31回講談社エッセイ賞を受賞。近著に『これでもいいのだ』。

HARUKOさん

モデル。短大時代、『JJ』にて山田明子(はるこ)の名でデビュー。以来、数々のファッション誌で活躍。’03年に結婚後、九十九里浜に移住、長女を出産。’12年に離婚。HARUKOに改名し、現在『STORY』にて活躍中。趣味はサーフィンと読書。


ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
本題に入る前に、インスタ見ましたよ、スズメバチ大丈夫ですか?
HARUKOさん
HARUKOさん
ありがとうございます。まだ、戦い中です。趣味で、家の庭で養蜂を始めたんです。
ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
先日、はちみついただきましたよね。おいしかった。ありがとうございます。
HARUKOさん
HARUKOさん
いえいえ。 ミツバチを飼い始めるときに、養蜂家の方に、「もし、春先にスズメバチを1匹でも見かけたら、容赦なく退治しろ」といわれていたんです。でも、1匹くらい現れても、自然の摂理だから見逃そうなんて思っていた。そしたら、大変なことに。昨日までは、3匹くらい、ちょっと来るみたいな感じだったんだけど 、昨日の夕方ぐらいからもう20匹ぐらいウロウロして、 今朝見たら30匹ぐらいに増えていたんです。
ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
えー。そうなんですか。スズメバチ、ミツバチを食べちゃうんですか?
HARUKOさん
HARUKOさん
1日で、全部食い荒らして、巣が全滅しちゃうこともあるそうなので、今日、ホームセンターで、ネズミを捕るトリモチを買ってきて、いま、スズメバチを捕獲中です。
ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
いやあ、インスタを見た友達からも、今日連絡が来て。「頑張ってくださいってお伝えください」って言ってました。
HARUKOさん
HARUKOさん
ありがとうございます。でも、ずいぶん退治できたので だいぶ落ち着いた感じ。
ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
よかった。でもHARUKOさん、優しい。私だったらもう何の迷いもなく火炎放射器やっちゃう。
HARUKOさん
HARUKOさん
火炎放射器もやったんですよ。そしたら、すごい勢いでこっちに向かって飛んでくるから 結構怖くて 。
ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
早く収束するといいですね。
HARUKOさん
HARUKOさん
最初の一匹に情けをかけて退治しなかったことで、惨状になってしまった。今回はいろいろ考えさせられました。


~ 第7回 ~

★ 義理の親との付き合い方のお悩み

義理の両親の存在がストレスです。妙に意識が高く、子育ての先輩として「子供の可能性を広げるためにも、お稽古などをもっとしたほうがいいんじゃないのか?」といいますが、お金を出したり、送迎を手伝う様子はなし。同じ駅に住んでいるため、会う機会も多く、孫に会いたいというリクエストを断りにくいのでストレスは増すばかり。実家と離れて暮らすママ友が羨ましいです。引っ越すにも理由やお金はかかるので、どう回避するか、悩んでいます」(O.Aさん/40歳/パート勤務)
HARUKOさん
HARUKOさん
そもそも、義理の両親と気が合うというほうがまれで、まあだいたい気に食わないものじゃないのかな?相当お義母さんが気を使ってくれない限りは、そんなにフランクには付き合えない。でも、無視はできないよね。 「お稽古をもっとした方がいいんじゃないの?」 と言われたら、「お金もないし、送迎大変なのでお母さん手伝ってもらえますか」と、はっきり言っちゃうのはどうかなあ。言い返させない立場だと思うからよけいに腹が立つし、こちらが優しい気持ちで接しようとしているのに、 想像してたことと違うことを言われるから、ぎょっとするんだよね。友達のお母さん、くらいの距離感で接したほうが、ストレスがたまらない気がする。
ジェーン・スーさん
ジェーン・スーさん
中にはお姑さんとすごくうまくいってるケースもありますよね。 自分の家族と上手くいってない人で、別の家族が出来たことですごく幸せになったっていう例もあるし。でも、この方の場合は、「口を出すんだったら金を出せ」ってことですよ、極端な話。HARUKOさんの言うように、「運動教室に行った方がいいんじゃない?」と言われたら、「ええ、いい運動教室がこの辺にあって、火曜と木曜なんですけど、お母さん空いてます?」って切り返す。別にお姑さんから100点もらわなくてもいいじゃないですか。って、私は未婚だから言えるんですかね。
HARUKOさん
HARUKOさん
そうそう。私もそう思います。旦那さんから、言ってもらっても、あんまり効果ないだろうしね。嫌われたっていいわ、と思っちゃいましょうよ。

当連載は毎週金曜日配信です。
お二人に相談したいことを募集中です。storyweb@kobunsha.comまでメールでお送りください(お名前はイニシャル等匿名で掲載します)。採用された方にはQUOカードをプレゼントいたします。

撮影/吉澤健太 取材/秋元恵美

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