矢口さんのお仕事は…
酵素ジュース・発酵食講師
大病を患ったことをきっかけに、酵素ジュースと出会い、学びを開始。その後、ご近所ママに向け、「酵素ジュースレッスン」をスタートさせました。レッスンと並行しながら自身の学びも進めていく中、健康への意識がより一層高まり、マクロビ・発酵食を学び始めた矢口さん。自身が学んできたことを、もっと多くの人に伝えたいという思いから、レッスン範囲を拡大。コロナ禍の影響によりオンラインレッスンに切り替えたところ、日本全国のみならず、ハワイからもレッスンの申込みが!今年3月には1年間の継続コースを開設。矢口さんの思いを乗せたレッスンが少しづつ広がりを見せています。
好きを仕事にしようと思ったきっかけis…
まずは、便秘。入院中は動くことがままならず、ストレスや食物繊維やビタミン不足による便秘に悩まされました。また、今まであまりなかった白髪が出たり、身体も重く、ストレスはたまる一方。下剤も毎日2,3錠服用していました。退院後も便秘は続き、下剤が手放せず。
そこで退院後、術後に出会った酵素ジュースを飲み、当時通っていたローフード教室で習った料理だけを口にする、という方法を二週間続けたんです。すると二週間後に良い結果が! もちろんこの結果に個人差はあるかと思いますが、嬉しかったし、気持がパーッと明るくなりました。自身の体験を持って、改めて食の大切さを実感した瞬間でした。
苦しかったあの時の自分と家族の苦しみ。このことを二度と繰り返したくないし、他の人にも味わってほしくないと考えた時、主治医がおっしゃっていた「予防治療」の重要性を感じたんです。医療機関で検査や治療を受けることに慣れた私たちにとって、「予防医療」という言葉はあまりなじみがありません。しかし、医療の目的には治療することだけではなく、病気の重症化や再発など、病状の悪化の予防も含まれます。
また、健康な人が将来、病気にならないようにバランスの良い食事の摂取を心がけたりウォーキングを始めたりすることなど、健康な人が維持・増進する行動も、ある意味医療ですよね。健康維持・増進、病気の予防という視点から、ひとりひとりが今、何をすべきか?という行動指針を示してくれるのが「予防医療」だと思います。その観点から考えていくと、口の中にいれるものは何がいいのか?など日常の中で考えるようになるはずです。
好きを仕事にするまでのスケジュール
夫の留学、出産のため丸9年間勤務した政府系金融機関を退職
第一子出産
2014年
頸椎に腫瘍が見つかり、脳外科にて8時間におよぶ大手術を受ける
2015年
ローフード・酵素ジュースを学ぶ
2017年
近所ママに向け「酵素ジュースレッスン」をスタートさせる
2019年
健康への意識がより一層高まり、マクロビ・発酵食を学ぶ
2020年
「自分で自分の健康を守る」という脳外科、内科ドクターの指導により、「予防医療」の大切さを学ぶ。コロナの影響により対面レッスンからオンラインレッスンへと切り替えたところ、全国から生徒さんが集まるように
2021年
1年間の継続コースを開講。酵素ジュースを作る他、ローフード・マクロビ・発酵食・脳の改善法を取り入れ、身体を中庸に持っていくためのサポートなど、予防医療の普及に努める毎日