SNSが繋がりのきっかけとなって起こった痛ましい事件。最近はこのニュースが流れると、子どもたちに「SNSで連絡してきた人は本当のことを言っているかわからないんだから、信じちゃダメだし、会っちゃダメだからね」としつこいくらいに言う日々。でもそういう私は、いつもSNSを使ってメッセージを送る側なんです……。
このお仕事をしていると、取材させてほしい方に突然連絡を取ることがあります。公式HPなどがあって連絡先が掲載されている場合はよいのですが、個人メールアドレスしかわからない場合や、フェイスブック、インスタなどのアカウントしかわからない場合も最近は多いため、一か八かで超怪しいメッセージを送信。名前も連絡先も書いてはいるけれど、本物だという証拠はどこにもないので、信じてもらえるかいつも不安です。
少し前は、12月号の「インスタやFBで、私たちはほんとに幸せになれてる?」という企画で、たくさんの読者の方に連絡を取ってお話を伺っていました。そのとき、たまたま目にした日本テレビの「スッキリ」という朝の情報番組。「キラキラ企業女子の実態」という特集で、SNSを使って集客に成功したという女性がたくさん画面に映っているではありませんか!「この方たちに是非お話を聞きたい」もうその気持ちが抑えられません(笑)。
テレビを観ながら即検索。読んでいただけるかわからないけれど、とりあえず私からのメッセージは送信完了! 数日後、お送りした方から快い返信をいただきお話を伺うことができました。面識がなかった人と、あっという間に繋がれるって凄いことです。でも、世の中いい人ばかりではないというのが現実です。善にも悪にもなり得るSNSだからこそ、ちゃんと理解して実体験も併せて子どもたちに伝えていきたいなあと思った最近の出来事でした。
12月号誌面ではタレントの千秋さんがSNSについて語ってくれています。是非ご覧ください!