<STORYママたちに、子どものお小遣いやお年玉について聞きました>
令和の子どもたちの「お金」事情はどんな感じ? お小遣いやお年玉について、主に小学生・中学生の子どもがいるママたちのSTORY読者77人に聞きました。子どもの学年では、小5の22人が最も多く、そこから前後、5~6歳の幅でアンケートを行いました。
【Data】お年玉とお小遣いの金額の変遷(小学5年生の場合)
小5の「お年玉」と「お小遣い」金額、2011年~2020年の移り変わりを調べたところ、最高額は「お年玉」は2011年の26,116円、「お小遣い」は2015年の934円でした。「お小遣い」は学年×100円と言われていた頃より増えているものの、長く続くデフレの影響が。
【アンケートではこんな声がありました!】
● 42歳A.Kさん/娘が中3 お小遣いをあまりもらってない子がいて、子どもたちだけでお昼を食べるようなときに、周りの子がその子の足りない分を毎回払ってあげていた。その子のお母さんも知ってるみたいですが、「みんなが多めに払ってくれたみたいで……」くらいしか言わなくて、返す様子もなく。お金の扱いは親に似るんだな、と思ってます。
● 43歳A.Sさん/息子が小3 現金を持たせていないため、習い事の帰り、パスモのチャージ金でお友達にお菓子をおごっていたことが発覚! 注意後も再度あったので、お金の使い方や、友人関係も崩しかねない危険性をしっかり話し、履歴を印字するように。そのあとは積極的に現金を使用することに。電子マネーでは見えにくいお金の動きを身につけてもらえたらと思っています。
● 41歳R.Aさん/息子が小3 小1の終わりに、お友達が引っ越しをするので、息子が友達数人と本をプレゼントすることになりました。子どもたちが話し合って、ひとり500円ずつ出そうと。私はいいことだと思ったのですが、他のママたちに連絡したら反対されました。お金のかかるプレゼントは相手が困るかも……ということで、そのプレゼントはなし。小学生がお金を出してプレゼントを買うということに対しても、家庭によって温度差があるんだな、と考えさせられました。
取材/東 理恵 ※情報は2021年12月号掲載時のものです。
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