アネフォー読者のリアル悩みに答えます！【ジェーン・スー×HARUKO】

本誌対談で初対面して以来、すっかり意気投合して会えばお喋りが止まらない仲良しのHARUKOさんとジェーン・スーさん。 STORY webの人生相談連載も好評につき、今回はアネフォー読者からの、リアルな悩みにに答えていただきました！

HARUKOさん

本誌モデル。『JJ』にて山田明子(はるこ)の名でデビュー、以来、数々のファッション誌で活躍。’03年に結婚後、九十九里浜に移住、長女を出産。’12年に離婚。HARUKOに改名。趣味はサーフィンと読書。

ジェーン・スーさん

コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家。ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」での掛け合いは、STORY世代に大人気。 TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」に出演中。著書に『ひとまず上出来』(文藝春秋社)等多数。

お悩み①：ライフワークバランス 目の前のことに追われてバタバタしているうちに毎日があっという間に過ぎていきます。もうすぐ50歳。仕事は頑張りたいけれど、もっと毎日を大切に生きるべきではないのか? 揺れ動いています。

ジェーン・スーさん(以下敬称略 S)
全く同じことを感じてます。ただ、仕事は半分以下にしないと余裕は持てない。でも、それでは生活が不安。だから、今はなんとか踏ん張って、50代になったら、ワークがライフを侵食しない方法を考えましょう。

HARUKOさん(以下敬称略 H)
私は仕事が毎日続くのが嫌で、週3日以上仕事を入れない(笑)。お金はなければないで、なんとかなるので。

S
HARUKOさんは、庭仕事とかして、豊かに生きてるって思いますよ。
　

お悩み②：49歳・独身 49歳・独身です。どの男性を見てもときめかず、恋愛も面倒くさくなってしまいました。ひとりで生きていくのは寂しい気持ちも。独身でいくなら、今後どんな準備をしたらいいでしょうか。

H
私は、一生恋愛していたい派。この方、恋愛スイッチを切っちゃってるんじゃないかな? 電車に乗ったら、この車両で一番素敵な人は? と考えるみたいなリハビリが必要かも。

S
私も、恋愛大好き党。いいところを即見つけてそこに惚れるんです。それ以外のマイナス面で別れるんですけれどね(笑)。独身で生きるのに、一番大事なのはお金。安全な老後のためにも、貯めましょう。
　

お悩み③：似合う服が少なくなった 若いときは、いろいろなタイプの服を楽しんでいたのに、歳を重ねるごとに似合う服が少なくなり、おしゃれの張り合いがなくなりました。体型も顔も昔のままではないので仕方がないのでしょうか。

S
似合わなくなったら、違う服に挑戦したり、似合う服を探したりしましょうよ。私は、自分の好みがわかるようになったから、それだけを突き詰めていますね。

H
それ、素晴らしい。以前、スタイリストさんから、年齢を重ねると似合うものが決まってくるから、服選びが簡単になると聞きましたよ。集中力出して、自分が似合うものを見つければ、むしろラクになれるかも。
　

お悩み④：もうすぐ50に引け目 もうすぐ50歳というだけで、引け目を感じて、仕事のグループミーティングのときにも、現役感のある若い子に意見の場を譲ってしまい、聞き役になっています。このままでいいのでしょうか。

S
アネフォーは後方支援が楽しくなる時期。すぐ人に教えらえる知識がたっぷりあるんだから、どんどん分け与えて、後輩が育つのを見て楽しむのでいいんじゃないかな。

H
若い人を「頑張って」って応援すればいい。ただ、引け目を感じる必要はないですよね。

S
「私なんか」と思って解決することは一つもないですからね。

　
撮影/吉澤健太モデル/HARUKO ヘア・メーク/森ユキオ(ROI) スタイリスト/村瀬萌子取材/秋元恵美

HARUKOさん：ジャケット¥85,800〈バグッタ〉ショートパンツ¥39,600〈ピーティートリノウーマン〉(ともにトレメッツォ)Tシャツ¥14,300(サクラ/インターリブ)ローファー¥15,950(ダイアナ/ダイアナ銀座本店)ピアス¥46,200〈アナプノエ〉リング¥18,480〈イリジュエリー〉(ともにフォーティーンショールーム)バングル¥13,200(ワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレジャパン)

ジェーン・スーさん：ワンピース¥30,800(ヴェルニカ./Velnica Room)パンプス¥22,000(タラントン by ダイアナ/ダイアナ銀座本店)イヤリング¥8,690(オクト/フォーティーンショールーム)スカーフ¥17,600(マニプリ)
　