旬の野菜でお疲れモードをリセット
「体に良いとわかっていても、面倒くさそう……」と腸活に足踏みしている方にぜひ知ってほしいのが「フラクトオリゴ糖」という優秀な成分。フラクトオリゴ糖がとれる“手軽で美味しいおつまみ”から、ゆるっと腸活始めてみませんか?
腸活には
「フラクトオリゴ糖」が有効です!
フードスタイリスト遠藤文香さん
書籍や女性誌・広告などのフードスタイリングを中心に、レシピ提供も手がけるなど、幅広く活躍中。著書に『和食器のある暮らし』(宝島社)等。
我慢して食べないのではなく、食べて体が整うおつまみを考える
大好きなお酒と美味しいおつまみをいただくのが、私の至福の時間。趣味で20年近くフラダンスをしているので体は動かしているほうですが、飲んだり食べたりすると以前より太りやすくなったのが悩みの種でした。そんなとき知ったのが「フラクトオリゴ糖」の存在。摂取すると腸内発酵が起こり、脂肪燃焼サポートや腸の健康に役立つ「短鎖脂肪酸」が生まれます。カロリーを気にして好きなメニューを我慢するのではなく、フラクトオリゴ糖が含まれた食材を意識して使うなど、少しだけ〝質〞を変えて楽しい時間はキープしたい。体にいいおつまみならきっと旦那さんも喜んでくれるはずです。
人の体では消化・吸収されにくく善玉菌のエサになる
「人の消化酵素では分解されないフラクトオリゴ糖は、胃や小腸を通過しそのままの状態で大腸に到達。大腸にすむ善玉菌のエサになることで、腸内環境を整えてくれます」
血糖値が上がりづらいのでダイエットやアンチエイジングにも
「フラクトオリゴ糖は摂取後、血糖値が上がりづらいため、使いきれず残った糖質が脂肪として蓄積されることや、シワやたるみなどの老化現象が促進されてしまうのを防ぎます」
旬の野菜や果物にも含まれていて自然にとりやすい
「普段何げなく食べている食材から摂取できるフラクトオリゴ糖。アボカド、バナナ、ごぼう、たまねぎほか、アスパラガス、桃、すいかなどの旬野菜や果物にも含まれています」
アスパラと桜海老のナムル
「アスパラガス」は免疫力アップや疲労回復効果が期待できるうえに、フラクトオリゴ糖も含まれる万能な旬野菜。新生活の疲れが出るこの時期、体を労りながら腸内環境も整えられる簡単ナムルは、おすすめの一品です。
【材料】2人分
アスパラ
干し桜海老
醬油
砂糖
酢
すりごま
ごま油
にんにくすりおろし
【作り方】
❶アスパラは下半分のはかまをピーラーで剝き、斜め薄切りにしたら、さっと茹でてザルにあげる。❷アスパラ以外の全ての材料をボウルで混ぜ、水けを切った❶を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。

Fumika's message
味バランスを整えて美味しく栄養をとりやすくする
一品を冷たい野菜の前菜にしたら、もう一品はお肉などを使って少しボリュームのある温かいメニューにするなど、全体のバランスを重視しています
アボカドと豚肉チーズ春巻き
乳酸菌が豊富な発酵食品のキムチが腸内の善玉菌を増やし、アボカドに含まれるフラクトオリゴ糖が善玉菌のエサになる、ダブルで体に嬉しい腸活レシピ。カロリーが気になる揚げ物こそ、具にフラクトオリゴ糖を忍ばせて。大葉だけほかの具とは分けて、巻き終わりの場所に置くことで、揚げたときに綺麗に緑色が透けて見えます。
【材料】10本分
春巻きの皮
豚薄切り肉
A(合わせる)醬油
A みりん
アボカド(大きめのもの)
キムチ
チーズ
大葉
薄力粉
揚げ油
【作り方】
❶豚肉をAに浸して10分以上置く。❷アボカドは種と皮を除いて縦10等分にカットする。❸春巻きの皮の下半分にAの豚肉1枚、アボカド1切れ、キムチ12g、チーズ7gの順に重ね、上半分に大葉を置いて巻き、巻き終わりを薄力粉と同量の水で溶いた糊で留める。※同様に10本巻く。❹ ❸をきつね色になるまで揚げる。

Fumika's message
太りやすい40代は無理しない! が健康のコツ
“少し太ったな”と思ったら夜ご飯で調整するのが私にはノンストレス。無理なダイエットはせず、朝や昼は炭水化物も我慢しません撮影/須藤敬一 取材/篠原亜由美
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