こんにちは。
フレンチ薬膳の坂井美穂です。
著書「“きれい”に効く インナークレンジング食事術」(A&F出版)でスタイリングを担当してくださった田中真由美さんのオリジナルブランド「SUTAKO 369」 のpop-up shopに行ってきました。
田中さんはSTORYでもスタイリストやライターとしてご活躍されています。
他にはない独特の世界観で作られたベトナム巾着やカンボジア籠バッグはひとつ一つ丁寧に手作りされています。
悩んだ末、ちょっとした買いものや娘との公園に重宝しそうなピンクの巾着を購入。
生地もしっかりしていて、巾着なのに沢山入れてもへたらないのですごく嬉しい!
さて、夏日が続いたかと思えば雨が降ったり、空気もちょっと湿気を帯びて少し重だるさを感じるこの頃ですね。
中医学では、湿気が体に影響してくると重だるさを感じると考えられていて、“体が重い、手足が重い、むくみ、重い頭痛、月経痛も重だるい、などの症状が現れてきます。
また、湿気は消化力にも影響が及び食欲不振や胃腸の不調を引き起こします。なんといっても消化力の弱りは美容の大敵です。せっかく体に良いものを選んで食べても栄養に出来ず、基礎代謝も下がり太りやすくなってしまいます。
こういう時は香りの良いハーブやスパイス、柑橘類などの芳香性食材で体内から湿気を飛ばしていきましょう。
巾着バッグの影響か、なんとなくベトナム気分が抜けず今回の薬箱レシピはちょっとエスニックにして香りの良いワンタンにしてみました。
なんとなく食欲がない時でも、つるんとした香りの良いワンタンが元気をチャージしてくれると思います。
海老とパクチーのワンタン
(約30個分)
〈材料〉
海老 150g
片栗粉 適量
水 適量
豚ひき肉 60g
長葱 15g
パクチー 10g
おろし生姜 3g
レモン皮 1/6個分
紹興酒又は料理酒 小1/2
醤油 小1/2
ガラスープのもと 小1/2
ごま油 小1/2
塩 少々
ワンタンの皮 30枚
(パクチーソース)
パクチー 10g
レモン果汁 大1/2
レモン皮スライス 1/6個分
ナンプラー 大1/2~1
鷹の爪輪切り 1/2本分
砂糖 小1/2
(作り方)
①海老は殻を剥き、背ワタを取り除く。
②ボウルに海老と片栗粉、水を入れて揉み汚れを取る。水洗いして水気を取っておく。
③海老を適当な大きさに切り、包丁で細かくなるまでたたく。
④ボウルに海老、豚ひき肉、塩少々を入れて粘りが出るまで混ぜる。
⑤長葱、パクチー、レモン皮をそれぞれみじん切りにして④に加え、おろし生姜、紹興酒、醤油、ガラスープ
のもと、ごま油を入れてよく混ぜ合わせる。
⑥ワンタンの皮のふちに水を塗り、ティースプーンで具を乗せて包む。
⑦鍋にお湯を沸かし、沸騰したらワンタンを入れて1~2分茹で、浮いてきたらすくい取る。
⑧ソースを作る。パクチーをみじん切りにして材料を全て混ぜ合わせる。
⑨皿にワンタンを乗せ、ソースをかけて完成。
パクチー・・・消化活動を促す
レモン・・・水分代謝障害でできた水の淀みを解消 皮は体内に停滞する湿気を動かしていく
海老・・・生命力を支える腎の力を強くする 水分代謝障害で出来た水の淀みを解消 食欲増進