こんにちは。
フレンチ薬膳の坂井美穂です。
薬膳資格の中級クラスをスタートすることになり、連日パソコンと向き合って準備をしていたのですが、さすがに眼精疲労からの頭痛が・・・
おまけに、小6の息子は全然学校の手紙出さず全て期限切れ。余計に頭痛いです(*_*)
最近「目のストレス」という言葉もちらほら聞かれるようになりました。
中医学ではストレスや怒りは肝に影響すると考えられているのですが、その影響は充血、目の張りや痛み、黒い点が見える飛蚊症、眼圧が高くなるなど目の症状にも現れてきます。
また、肝臓はレバーなので本来たっぷり血がたまっている臓器ですが、血が足りないと目にも栄養や潤いを届けられず眼精疲労やドライアイなどを感じやすくなります。
夜更かしするだけで血を消耗してしまうので、貧血さんは要注意です。
そういえば、以前テレビで女優の大竹しのぶさんが「芝居で強い怒りや憎しみの感情を数か月持ち続けていたら肝臓が悪くなった。」と言っていて、まさにですね!
私も肝臓悪くしないように(笑)、気分転換に表参道のanti ours(アンティ ウルス)で髪を切ってきました。
すっきり!
さて、今回は目のストレスによい菊花を使用した5分で出来る簡単作り置きおかずをご紹介します。
菊花は八百屋さんなどで1パック200円前後で販売されています。
一度茹でて甘酢漬けにするレシピが多いですが、私はそのまま花びらをむしってサラダに混ぜたり生のまま食べることが多いです。
このレシピも火を使わないので是非作ってみてください。彩りも良くお弁当や箸休めにも役立つと思います。
「菊花と紫玉ねぎの甘酢漬け」
(作りやすい分量)
菊花 6~7輪(ヘタ付で約30g)
紫玉ねぎ 1/2個(120g)
塩 小1/2
(甘酢)
酢 大5
砂糖 大1
(作り方)
1.紫玉ねぎを半分に切り、薄くスライスする。ボウルに入れて塩もみして5分ほど置いておく。
2.菊花を洗い、絞る。
3.別のボウルに酢と砂糖を入れ混ぜる。
4.紫玉ねぎを軽く洗い、しっかりと水気をとり③の甘酢のボウルに入れる。菊花の花びらをむしって入れて全て混ぜ合わせる。
5.保存容器に入れて、冷蔵庫で2~3時間置いて完成。(甘酢が下に溜まるのでかき混ぜてください)
菊花・・・ストレスなどによる肝の亢進状態を平穏な状態に戻す 目の疲れ・かすみ・充血改善 頭痛改善
玉ねぎ・・・水分代謝障害で出来た水の淀みを解消 気の巡りを良くする
酢・・・血の滞り改善 未消化物の除去