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【更年期】よくわからない不調が続く…ポジティブに生きる秘訣とは?

40歳を過ぎてから、よく分からない不調が続き周りにあたって、自己嫌悪の日々。そんなときに出合った、高尾先生の優しい言葉たち。産婦人科医、高尾美穂先生に「これだけは聞きたい!」をライター竹永久美子が突撃取材。

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目次 ★ Q.周りにも自分にもポジティブでいられる秘訣は?
★ Q.周りと自分を比べちゃう…自己肯定感も低いかもしれません
★ Q.イライラで子どもにあたってあとで落ちこんでしまいます
★ Q.更年期が近づくと女性じゃなくなるようで不安です

◯ 高尾美穂先生

医学博士・産婦人科専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。イーク表参道副院長。女性の健康で幸せな人生と前向きな選択を後押しすることをライフワークとし、様々なメディアで活躍。著書に『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』(日経BP)ほか。


Q.周りにも自分にもポジティブでいられる秘訣は?

A.うまくいく未来と最悪の未来、どちらも予想してココロの鎧を準備!

日常的に自分が傷つく可能性があるとき、その準備をしておく……。これを〝ココロの鎧〟と呼びます。失敗など、終わったことも箱にしまって流してOK。(高尾先生)

Q.周りと自分を比べちゃう…自己肯定感も低いかもしれません

A.小さなことでもいいの。強みは必ずあるから自分を褒めることから始めて!

例えば私だったら、日々のモヒカン具合や気に入った洋服などを自分から〝いいでしょ〟と褒めてもらったり(笑)。自己肯定感は積み重ねると育ちます。(高尾先生)

Q.イライラで子どもにあたってあとで落ちこんでしまいます

A.自分の不調を把握して周りに宣言しちゃってもいいんです

ホルモンの変動など自分ではどうにもならない不調も。今日は調子が悪いから……と伝えて、助けてもらうことも大事です。自分だけで頑張りすぎないで!(高尾先生)

Q.更年期が近づくと女性じゃなくなるようで不安です

A.もっとシンプルにその先の長い人生を考えましょう

なくなるのはエストロゲンであり、女性でなくなるわけではないんです。カラダの変化をシンプルに捉えて、冷静に、できる対策を前向きに続けていけば乗り越えられます。(高尾先生)

撮影/河内 彩(人物)、坂根綾子(静物) 取材/竹永久美子  ※情報は2022年8月号掲載時のものです。

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