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誰もが“毒親”になる可能性があるから 子どもを「見守る心」を強化したい!

「私たちのCHALLENG STORY」を担当しているライターの孫 理奈です。今月号のテーマは”毒親”。過干渉やネグレストなどの児童虐待により、毒のような影響を与える親のことを言います。「え~? 私は毒親じゃない、ない!」なんて思っても、カウンセラーの方のお話によると大きく6分類に分けられ、かなりの割合で当て嵌まるんだとか。

自分の子育てを振り返ると、常々思っていたのは「子どもの進む道は子どもに決定させたい」ということでした。少なくとも過干渉の毒親ではなかったと思います。進学先を決めるときも、「ここがいいんじゃない?」と勧めることはしませんでした。学校ごとのメリット&デメリットを挙げた上で「それでどうしたい?」と聞き、最後に本人が決めた意思に従いました。親が子どものためを思って「ここがいいよ」と勧め、やっぱり違うと子どもが思ったときに、「お母さんが勧めたからここにしたのに」と不満に繋がり、親子関係がちょっとギクシャクしてしまったケースも周りにはいましたね。今回、一時帰国していたカナダに留学中の次男をまた見送る日には後ろ姿を見ながらウルウルしましたが、じっとガマン。子どもの決意を「見守る心」を試される度に、親が子どもから強くしてもらっているんだなとつくづく思います。

彼女と仲が良い長男については、私は息子たちの恋愛相手がどんな子でも反対することは辞めようと思っています(今のところですが……笑)。友達のケースから学んだのですが、親に彼のことを反対された子に限って、意地を張って結婚まで進めていたからです。人って反対されると、もっと突き進んでしまうんですね(笑)。結局、離婚をしたり、今では不仲の人が多いので、親の見る目は当たっていたんだと思います。

うちの親は本当に私を信頼して育ててくれました。子どもの気持ちを尊重してくれていましたね。彼とのお泊りなど、普通の親が反対しそうなことを打ち明けたときも、「正直に話してくれる以上はきっと間違いは起こさないだろうし、隠れて泊まったりするよりはいいから」と言っていました(笑)。

韓国人の主人と「結婚したい」と言ったときも、差別的な見方も一切なく、反対もしなかったので呆気なく結婚できました。これは主人が結婚を申し込みに来たときの写真です。時代のせいか、平野ノラかダンシングヒーローで踊っているダンス部員のようなボディコンの私です(笑)。

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