2011年に世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」。そのシンボルである白米千枚田は、日本海の海岸ギリギリまで続く斜面に小さな田が多数重なる棚田で、自然の美しさを堪能できる観光スポットです。人の文化と自然が共存する石川県能登半島の数ある特産品の中から、STORY編集部おすすめの「美味しいお取り寄せ」をご紹介します。
★ 柚子皮のほのかな苦味と香りがクセになる 「丸柚餅子(まるゆべし)」
★ ミシュラン掲載の老舗料亭が焼き上げた 「一本能登鰻(蒲焼き・白焼き)」
ふぐ×トリュフの高級おつまみ「能登ふぐトリュフ5袋セット」
能登半島のふぐ漁獲量は全国トップクラス。自慢のふぐを薄くスライスして絶妙な火加減で焼き、シーズニングしたトリュフと和えたのが「能登ふぐトリュフ」です。甘塩ベースで味付けをしたふぐの身はしっかりと引き締って弾力があり、高級感のあるトリュフの香りと、ふぐ独特の風味が口の中に広がります。
エイヒレにもスルメにもない贅沢な味わいは、炙って食べると香ばしさが増してさらに美味しくいただけます。ビール、ウイスキー、ワイン、日本酒…あらゆるお酒と相性が良いのも魅力です。
柚子皮のほのかな苦味と香りがクセになる 「丸柚餅子(まるゆべし)」
輪島の伝統菓子である丸柚餅子。柚餅子総本家中浦家では1910年の創業当時から、柚子の実をきれいにくり抜き、餅を入れ、半年かけて自然乾燥するという伝統の製法を守り続けています。
職人技が発揮されるのは、柚子の皮だけを残して実をくり抜く下ごしらえの作業。透けて見えるほどギリギリまで柚子の内側を削ることで、えぐみが出るのを抑えられるそう。上品な甘さの柚餅子はお茶請けにはもちろん、スライスして炙ったり、チーズを乗せることでワインやブランデーに合う大人のスイーツに生まれ変わります。
ミシュラン掲載の老舗料亭が焼き上げた 「一本能登鰻(蒲焼き・白焼き)」
能登の里海が育てた鰻は、丸々と肉厚で臭みの少ない豊かな味わいが特徴。その一級品の鰻を、ミシュラン掲載の老舗料亭「四季の御料理 まつお」の三代目主人が一尾一尾、お酒を振りかけながら丁寧に蒸し、能登半島の先端・珠洲(すず)市の珠洲木炭で焼き上げました。
蒲焼のたれは、金沢大野醤油をベースに酒、みりん、ざらめのみを合わせた、まつお伝統のたれ。白焼きには金沢大野醤油の薄口と、珠洲の海水を天日と平窯でじっくり製塩した藻塩、そしてわさびという3種の調味料がついています。寒い日の夜に、熱燗と一緒にいただきたい逸品です。
「半島は日本の台所」
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