年末が近づくと、やらなくてはいけないことのひとつが大掃除。
大掃除と聞くだけで、憂鬱になるライター加藤景子です。
しかし、汚れを残したまま年を越すことはできません。
毎年このような思いをしないように、キレイにした部屋を保ち続ける方法はないかと思い、ホテル椿山荘東京の清掃トップアテンダント・金森富士子さんに、家庭での掃除の参考になるお話を聞きに行きました。
STORY1月号(P.124-P.125)で掲載されている「HOW TO 大掃除」では、掃除の順番や、床掃除のコツ、窓拭き、見逃しやすい場所などを掲載しています。
こちらでは、誌面で紹介されなかった水回りの掃除方法を紹介いたします。
① 洗面所
洗面所の掃除も、まず高いところから取り組むのが基本。
クイックルワイパーを使い、埃などを落としていきます。
その後、壁→鏡→洗面台などの汚れ落とします。
後に床を掃除すると効率が良くなります。
② 鏡
鏡についた手あかは、中性洗剤を使用し拭き上げ→乾拭きをすれば、ピカピカに。これで気持ちよく化粧ができます。
④ トイレ
ほとんどの人が苦手だと感じるトイレ掃除。
気づいた時にすぐに掃除できるように、トイレ内にトイレ掃除専用の道具を置いておくといいそうです。
そして、金森さんのように掃除のプロではない、私たちが見逃しがちで意外に汚れているところが、トイレのくびれ部分と、床回り。
その部分をきれいにすることにより、トイレの清潔さがさらに保てます。
面倒だな、大変だな、と思うかもしれませんが、毎日少しずつ気が付いたところから掃除をしていけば、キレイが長持ちする家に少しずつ近づいていくはず。幸運を呼ぶ掃除を今日から始めてみませんか。
撮影/大森忠明 取材/加藤景子