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円安時代の海外旅レポート! タイ・バンコクで大人の休日 〜マンダリン オリエンタル・バンコク 滞在編〜①

寒くなると南国に飛び立ちたくなる、ライター加藤牧子です。

約3年ぶりに訪れたタイの首都バンコク。翌日はずっと再訪したかったチャオプラヤー川沿いの老舗ホテルへと移動しました。バンコクは素晴らしいホテルが充実しており、ロケーションによってラグジュアリーホテルでも全く雰囲気が異なる所も大きな魅力です!

▼前編はこちら
円安時代の海外旅レポート! タイ・バンコクで大人の休日 〜出発からホテル滞在編〜

【相変わらずバンコクはラグジュアリーホテル天国であり激戦区です】

東京でもエリアによって見える景色や雰囲気が変わりますが、バンコクもまた中心部とチャオプラヤー川沿いでは違った空気が流れているので、短い期間でもできるだけ2ヶ所のホテル滞在を楽しんでいます。この3年間にもバンコクにはラグジュアリーホテルが何軒もオープンしており、どこに泊まるか本当に迷ってしまうほどのホテル激戦区です。

今回は数年ぶりに待ち焦がれた大好きなホテル、『マンダリン オリエンタル・バンコク』http://www.mandarinoriental.co.jp/bangkokへ。

こちらの開業は1876年、タイで最も古い歴史を誇るヘリテージホテルは、世界の文豪たちにも長く愛されてきたバンコクの象徴とも言える王道ラグジュアリーの原点です。

エントランスに踏み込んだ瞬間から心地よい緊張感があるホテルなので、仕事帰りにそのまま羽田の深夜便→バンコク早朝着で疲れきって向かうのではなく(笑)前泊してコンディションや身だしなみを整えてから伺うようにしています。

【洗練された壮麗な美しさに見惚れるロビー】

高い天井から吊り下げられたゴージャスな装花が美しい圧巻のロビーは、このホテルの伝統的なアイコン。これぞオリエンタルビューティの最高峰といった壮麗なオーラが漂う特別な空間は、思わず立ち止まって見惚れてしまうほど。

タイのスピリットが散りばめられたインテリアやファブリックの大胆かつ優美な色使いはいつも本当にお見事!ディスタンスを表現したソファのクッション一つでも、大人の遊び心あふれる洒脱なデザインに惹かれます♡

長い歴史と共に磨かれた貫禄と悠然とした佇まい。選び抜かれたラグジュアリーホテルが叶えてくれるオリエンタルな非日常感。ハード面だけでなく素晴らしいスタッフのホスピタリティにも心が満たされ、最高の場所だと思える瞬間です。

【極上のホスピタリティと笑顔に癒されます】

嬉しかったのは数年ぶりの滞在にも関わらず、レセプションからの「Welcome Back!」の笑顔と共に渡されたオーキッドとジャスミンの花飾り。マスク越しにも鼻腔をくすぐる甘い花の匂いは、一気に異国気分に誘われる官能的な香りです。

【2019年に大改装を終えた新しいお部屋へ!】

さて待望のお部屋にチェックイン。今回滞在したリバーウイングの宿泊棟は、2019年に過去最大の費用をかけて大改装が完了したばかり。廊下もお部屋もオーセンティックな美しさや風格は残したまま、さらに快適で過ごしやすい空間に進化していました。

【これぞバンコクなチャオプラヤー川の眺め】

殆どの客室からは川の景色が望めます。今回はデラックス バルコニールームを選択。マンダリンの中ではリーズナブルなお部屋ですが、それでも1泊2,500THBほど(約10万円)。円安だけではなく超人気ホテルゆえに数年前よりも料金がかなり上がっており…宿泊のハードルが高くなりました。

バルコニーからはチャオプラヤー川やバンコクの街並みを見渡せます。いまの時期は外気を入れられるお部屋はやっぱり嬉しいですね! 室内のひんやりとした空気の中、ドアを開ければ川を行き交うボートや人々の熱気を感じられるのも、バルコニー付きルームの醍醐味です。

【南国のフレッシュなフルーツがたっぷり♡】

この時のウェルカムフルーツは「果物の女王」と称される新鮮なマンゴスチン。日本ではチルドが殆どなので、一口食べれば一気に広がる芳醇な甘い香りと瑞々しさは格別です!マカロンもフレーバー別にたっぷりと楽しめました♡

こちらのホテルの魅力については語りきれず…インテリア好きな読者の方も多いと思うので、私的な萌えポイントをさらにご紹介します。

【新しいお部屋は麗しいブルーがアクセント】

改装後の客室デザインは川をイメージした内装で、魚や船のモチーフが控えめながら洗練されたアクセントに。柔らかな白と落ち着いたナイルブルーの色合いがとても安らげました。このベッドとシーツが気持ち良すぎて…もう2度と起きられないかと思うほどの素晴らしい寝心地(笑)くれぐれも寝落ちにご注意ください。

【非日常感あふれるバスルームも最高です】

程よくクラシカルでモダンエレガントなバスルームは、バスタブのオーキッドが前からのお気に入り。大きな鉢植えをバスルームに置くホテルは5つ星でも少ないので、こんな所にも別格のラグジュアリー感が漂います!お部屋の角にあったオーキッドの高さも素敵で、思わずマネしたくなりました。(※お部屋によって内装は多少異なります)

バスルームから眺めるブラインド越しのお部屋。繊細な白のグラデーション、ハワイのハレクラニにひと匙のオリエンタルムードを足したような、ありそうでないこの雰囲気が堪りません!

各種アメニティも美しくディスプレイ。艶やかなブロンズのガウンは色っぽくて見てるだけで満足(笑)キルティングのようなスリッパはフカフカすぎて歩きやすいかは好みが分かれそうですが…この振り切ってる感じが大好きです♡

【リュクスなマスクケースに痺れました♡】

マスクケースがお洒落すぎてついに開封できず、そっと持ち帰りました(笑)リュックなゴールドのデザインが素敵!中身は不織布マスクとアルコールシートでしたが、記念品として保管中。

インテリアとは関係ないですが…冷蔵庫にはアサヒスーパードライがキンキンに冷えていました! 輸入ビールは350THB(約1,400円)シャンパンのハーフボトルは3,500THB(約14,000円)、ホテル価格+円安の影響もあってやはりお高め。

【ソーシャルディスタンスもお洒落に演出】

先ほどのロビーだけではなくホテル内のソファの至る所には「ディスタンス」の洒落たクッションが。このウイットに富んだセンスが素敵!ナチュラルなのにリュクスな雰囲気のインテリアはそのまま持ち帰りたいほど♡

【ホテル内の美しい装花が見飽きません♡】

マンダリンオリエンタル・バンコクといえば、ホテル内の装花の美しさも随一ではないでしょうか。ロビーやお部屋だけでなく至る所に置かれた贅沢なアレンジメントが重厚な内装と相まって、洗練されたラグジュアリーを極めています。

タイなので南国の花が美しいのは想定内でも、大量の生花を常に美しく清潔に保つのは大変。ホテルスタッフの手が細やかに行き届いており、たくさんの花に癒されてパワーを頂きました! これぞヘリテージホテルといった極上空間と数々のホスピタリティに、思わず日常を忘れてしまう幸せな時間です。

後半②では、プールや朝食やスパの様子をお届けします。

▼滞在編②はこちら(12月3日~)
円安時代の海外旅レポート タイ・バンコクで大人の休日 〜マンダリン オリエンタル・ バンコク 滞在編〜②

※価格は2022年9月時点の為替レートに基づいて表記しています。

ライター・加藤牧子 不規則で多忙な仕事のモチベーションは、美味しい食事と癒しの旅!まだメジャー過ぎない穴場のホテルやリゾート探しが趣味。最近はLCCのおかげで弾丸旅もパワーアップ!忙しい女性に向けてリラックスできる旅、安心して過ごせる母娘旅の提案や、手の届くラグジュアリーな旅情報をご紹介します。
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