北欧で130年以上愛されている、100%オーガニックチョコレート「Malmö Chokladfabrik(マルメ・ショコラファブリック)」がスウェーデンから日本へ初上陸しました! 1888年創業の歴史あるカンパニーで、基準が厳格なEUのオーガニック認証をスウェーデンで初めて受けた高級チョコレートです。
世界的に権威のあるInternational Chocolate Awards(インターナショナル チョコレート アワード)や、Academy of Chocolate(アカデミー オブ チョコレート)などで30以上の賞を受賞した実績もあり、美味しいだけでなく遊び心のある可愛らしいデザインも素敵。ヴィーガンのチョコレートをはじめ、スウェーデンで一番人気の「シーソルト」シリーズや、創業当初のレシピを受け継いだ特別なチョコレート「マスターブレンド」、さらに日本限定のギフトボックスも4種類発売されます。
マルメ・ショコラファブリックでは、ココナッツミルクからミルクの甘さを引き出したヴィーガンのミルクチョコレートや最高級のシーソルトと合わせたヴィーガンダークチョコレートなど、グルテンフリー、ナッツフリー、大豆、卵も不使用の多様なヴィーガンアイテムが揃うのが特徴。
なぜなら、スウェーデンではヴィーガン&オーガニック商品が日本人の約10倍も消費されているほど身近な存在だからです。スーパーマーケットには環境負荷の少ないヴィーガンやオーガニック商品がずらりと並び、誰かと食事をする際はヴィーガンやオーガニックに配慮したメニューを用意することが、スマートで思いやりがあると考えられているほどなのだそう。
日本での販売を記念して、マルメ・ショコラ ファブリックの人気商品が詰まったFika(フィーカ)におすすめの「フィーカボックス」や、「ヴィーガンボックス」、「ビーントゥバーボックス」、受賞歴のあるチョコレートを詰めた「マルメ・アワードセレクション」など、4種類の限定ボックスが登場しました。
スウェーデン・マルメ市に本社と工場をもつマルメ・ショコラファブリックは、味はもちろんのこと、環境への配慮でも世界に貢献している、スウェーデンを代表するモダンカンパニー。カカオの仕入れはフェアトレードを徹底しており、スウェーデンでフェアトレード認証と、EU のオーガニック認証を取得した初めての企業でもあります。
また、本社のあるマルメ市は、アメリカのオンラインマガジンGristで緑の都市ランキング世界4位になったことのあるエコシティー。自動車ではなく自転車を推奨したり、ペットボトルではなく瓶などの再生可能容器を使ったりするなど、市民レベルでサステナブルな社会に取り組んでいます。
今回、チョコレートのお披露目があったのは、六本木にあるスウェーデン大使館。
スウェーデンで教師をされている日本人女性の方が、“スウェーデン人が大事にしている文化「Fica(フィーカ)」”についても教えてくださいました。
「みなさんフィーカって何となく聞いたことはありますか? ただお茶をするだけと思われがちなのですが、実はそうではありません。同僚や友人、家族と人間関係を築く大事な文化で、私の職場ではセルフサービスのカジュアルなお茶会です。当番制でフィーカの準備があり、手作りしたり買ってきたりしたシナモンロールやカルダモン入りの菓子パン、バニラソース付きのベリーパイなどを用意します。あとは、今日は何時からどこでフィーカですとメールするだけ。集まった同僚で休息をとりながら楽しい時間を過ごします。話す内容は、仕事の話や家族やペットのことなどでして、コーヒーを飲みながらお菓子をつまむことでコミュニケーションをとります。」
「一般的には10時と15時の1日2回行われますが、頻度はコミュニティによって違います。場所は、おうちやオフィス、カフェなど様々で、フィーカしようと気軽に声を掛け合います。おうちでは、板チョコをパリパリ割ったり、ウェハースチョコやクッキーを食べたりすることも多いですよ。」
と、ほっこりするお話を聞けました。家族とコミュニケーション・・・大事ですね!
わが家も早速フィーカをしてみようかな~と思いました。
取材/本條 千春
http://malmochokladfabrik.jp/