【超絶男子図鑑】King & Princeの髙橋海人さん裏話
撮影は10月終わり、テレビ朝日会議室にて。
前の取材からSTORYの撮影現場に移動されてきた髙橋さん、大きな会議室の真ん中に机と椅子を周りに寄せ、真鍮の大きなベッドがドンと置かれているという異空間過ぎる光景に驚きを隠せず、聞こえるか聞こえないかの声で「えっ、ベッド……」のつぶやき。そこからハッとされた表情をされた後、満面の笑みを浮かべ「よろしくお願いします!」とご挨拶してくださりました。すでに衣装のアレキサンダー・マックイーンに身を包み、足元は素足にメンカラのイエローのスポサン。このアンバランスな出立ちにも関わらず、キラキラとしたオーラが全身から発散されています。
いつも通りこの連載の企画趣旨を「年上の女性と一夜をともにした朝というイメージで撮影を進めていきます。」とお伝えすると、こちらが驚くくらい冷静にスッと受け入れられてクールに「はい」と一言残され、ベッドへ。そんな大人の男らしい対応からベッドの上に飛び乗ると「このまま寝ちゃいそう〜」と現在のドラマ「ボーイフレンド降臨!」のアサヒさながらの無邪気な表情で、現場にいる年上女性スタッフ全員を翻弄するあたりさすがです。そこから撮影が始まるとシャッター音に合わせメンズモデルのようにポーズを次々に決める髙橋さんに普段からよく仕事をされているスタイリストの男性スタッフまでノックアウト。「ヤバっ! カッコいい〜!」を連呼。
撮影中盤で恒例になりつつあるシャツの開き問題が勃発。ポーズをとっている間に狭くなってしまったシャツの開きをもう少し開けるようにスタイリストさんにお願いした後、スタイリストさんが「本当なら胸の大事な部分も見せたいですよね。」とポツリ。それに対し、弊誌スタッフが「ある程度のシャツの開き、はだけはマストなんですが、○首はいらないんですよね。そこはファンタジーというか……」と大真面目にお伝えすると、小声でのやり取りにもかかわらず耳にしてしまった髙橋さんが堪えきれず笑い出してしまうなんてことも。
可愛いもカッコいいも繰り出す髙橋さん、どのカットも素敵で誌面に載せる2枚に絞る作業はその後至難の業になることがこの時点で予想できました。どの写真が選ばれたかは12月1日発売の誌面でチェックしてみてくださいね。
インタビュー終わりに髙橋さんの手元に置いてあったSTORYの誌面のページをめくりながら、「カッコいい。年上女性サイコー!」と最後に言い残し、笑顔で去っていった髙橋海人さんは、やはり天性のアイドルでした。
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撮影/高野友也 ヘア・メーク/浅津陽介 スタイリスト/横田勝広(YKP) 取材/小花有紀
シャツ¥78,100パンツ¥165,000※参考価格(ともにアレキサンダー・マックイーン)