キラキラした生活を過ごしているように見えるSTORYモデルだって、仕事が終わればママの顔。「疲れた」と降参する日があって当然です。それでも自分の気持ちを保ちながら、ポジティブに子育てに取り組むにはどうしたらいいのか--彼女たちの言葉に何かヒントがあるのかも!? 今回はSHIHOさんに伺いました。
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娘の「やりたい!」を伸ばす方針に 変えてから、私自身も楽になりました
娘のサランは、英語・日本語・韓国語をトリリンガルで学んでいます。多感な思春期での日本帰国でしたが、意図せず教育的に絶好のタイミングでした。
というのも、ハワイでは第1言語が英語で、日本語を学ぶのを嫌がりつつある状態でしたが、両言語をバランス良く学べるスクールへの入学が叶いました。韓国語は、話す機会が減り、忘れかけていたのですが、この夏に娘の韓国での仕事が決まり、本人の意思で勉強を再開することができました。そんなふうに、娘のタイミングでやりたいことを楽しむのがいちばんだと思っています。
大らかな子育てだと思われるかもしれませんが、辿り着くまでには紆余曲折が。実はハワイで別の小学校を途中で受験し、娘の希望に反して、急に勉強を押し付けたことで、受験中は親子ともにストレスフルな時間を過ごしていました。その時は良いご縁に恵まれず、娘の自信を喪失させたのでは……と心配しました。
この経験をきっかけに、何でも親の希望ではなく、まずは娘の希望を優先し、人生を歩ませてあげたいと思うように。子育ては失敗の連続。私も反省と見直しの繰り返しです!
取材/竹永久美子、松葉恵里 ※情報は2022年12月号掲載時のものです。