キラキラした生活を過ごしているように見えるSTORYモデルだって、仕事が終わればママの顔。「疲れた」と降参する日があって当然です。それでも自分の気持ちを保ちながら、ポジティブに子育てに取り組むにはどうしたらいいのか--彼女たちの言葉に何かヒントがあるのかも!? 今回は佐藤 純さんに伺いました。
【佐藤さん】自分で抱え込まず、他の大人たちと接する時間を大事にする
家・学校・仕事場以外の居場所が親子の関係を円滑に働かせてくれる
長男の年齢は、世の中的には反抗期真っただ中。でも、うちの息子はわりと何でも話してくれます。恋バナまでも(笑)。昔は口うるさく言ってしまうこともあったのですが、こちらが思っている以上に子どもは大人。干渉しすぎず、信頼して見守る姿勢を向けることで、必要な時は頼ってくれます。
反抗期についても、あらかじめ話しています。「反抗期、来る?来たら倍返しだけどね!」と私が言うと、「来ないと思うけど、あれはひとつの成長過程らしいよ」なんて返されて、ビックリしました。避けがちな内容もライトに投げかけることで、話題に壁を作らないようにしています。
一方、長女とは女同士なので意見がぶつかることもあります。しかし、それは友達のように密なコミュニケーションを心がけているがゆえ。最近は2人で原宿や展示会に行きました。
また、私がアウトドア好きということもあって、最近は複数家族でキャンプを楽しんでいます。親だけでなく、家族以外の大人と接して、諭してもらう。多くの価値観に触れる機会が、子どもの心の成長に必要です。ママも子どもも、サードプレイスが息抜きになると思います!
取材/竹永久美子、松葉恵里 ※情報は2022年12月号掲載時のものです。