アナウンサーの笠井信輔さんと中井美穂さんは、’87年にフジテレビアナウンス室に入社した同期。今回そんな二人が、映画『愛する人に伝える言葉』について語り合いたいと久しぶりに再会しました。物語の冒頭で主人公が医者からがんのステージ4を宣告されるこの映画は、限られた時間の中で自分の人生を整理し、残る人生をどう生きるか――をテーマにした映画です。
3年前、血液がんの悪性リンパ腫で主人公同様に「ステージ4」を宣告され、闘病生活を越えて今は寛解状態にある笠井さん、がん患者を支援するNPO法人キャンサーネットジャパンの理事を務める中井さんが、本音の同期トークを繰り広げました。
元フジテレビ人気アナウンサー同期2人が 久しぶりに再会!
笠井さん(以下敬省略)
おっ、中井! 久しぶりだなぁ。
中井さん(以下敬省略)
うん、こんなにゆっくり話すのは本当に久しぶり。劇場でチラリ笠井君を見かけることはあっても、なかなかゆっくり話す機会もなかったから。
笠井
ちょうど、アナウンス室の同期4人でそろそろ集まろうか、と言っていたところだった。
中井
あっ、家を整理していたら、フジテレビに入社した頃の写真が出てきたの。 髪型もファッションも昭和だよね(笑)。
笠井
同期4人仲が良くて、誰かが結婚するとなると、3人で司会したな。
中井
フジは社風として、同期だけじゃなく先輩、後輩の壁もなくて、みんな仲良かったね。
笠井
先輩に怒られても、翌日にはもうカラッとしてた(笑)。