撮影は12月初め、都内ホテルスイートルームにて。

いつものようにエレベーターまでお迎えにあがると、ダンスレッスン後？ と思わせる、今どきなスキニータイプの3本線のジャージ＋ブラックのトラックジャケット姿の宮近さんがラフに登場。「本日はお忙しい中ありがとうございます。」とご挨拶をすると、「こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。」とまず１回目のキラースマイル発動。その爽やかさにやられている間に高層階に。気を失ってたのでしょうか……。

部屋に到着されるとスタッフに挨拶をされている宮近さんが足を引きずって歩いているではありませんか！「足、どうかなさったのですか？（汗）」とお尋ねすると、言いにくそうに「えっ……、じ、じ、実は午前中お休みで思いっきりサッカーをしてきたら、早くも筋肉痛になったみたいです」。と宮近さん。「運動不足じゃないですよ、絶対に！ 若いからです。」と笑いながら付け加える宮近さんの可愛さ炸裂に、またも気を失いかけるスタッフ。 さらに「シャワー浴びてもいいですか？ 衣装を着るのに汗かいた体では申し訳ないので。ちょっと余分にお時間を頂いてすみません。」と、その可愛さと礼儀正しさの緩急にハートをガッチリ捕まれます。そして３本線のジャージ姿だったことにもここで納得。シャワータから出ていらした宮近さん、聞こえるか聞こえないくらいの小さな鼻歌歌いながらメークルームに向かわれました。ご機嫌で何よりです♪

メークが終わったので、撮影前にいつものように「STORYという40代がメインターゲットの雑誌で」とお伝えすると「以前STORYに僕たちトラジャで出させて頂いたことありますよね？ 雑誌の名前覚えています！」と2015年の撮影を覚えていてくださってることに担当編集、ライターともに胸熱に。「覚えていてくださったなんて嬉しいです！  すごい前のことなのに。」とお伝えすると「あの頃はまだ女性誌に出して頂ける機会がそんなになかったので嬉しかったので覚えています！」という感動の会話から、この連載の企画「年上の女性と一夜をともにした朝というイメージ」という趣旨に小さく驚き、動揺する宮近さん。目まぐるしい表情の変化が可愛過ぎて反則です。動揺しつつも、シャッターを切り始めると、そこはプロフェッショナル、こちらが思わずため息が漏らしてしまうようなセクシーなポーズと表情を浮かべ場を圧倒します。

インタビューではアメリカでの武者修行で寂しい思いをさせてしまったファンの方々への気持ちやグループの熱い思いを語って下さった宮近さん。インタビューが終わり「熱いお話しをありがとうございました。」とお伝えすると「今日は気温が下がって寒いから、体が温まってちょうどよかったです。」とキラースマイルを浮かべ、部屋を去っていく姿が格好良すぎました。

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撮影／笹口悦民（SIGNO） ヘア・メーク／KAZUOMI  スタイリスト／横田勝広（YKP）　取材／小花有紀　構成／伊達敦子