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瀬戸康史さん「『鎌倉殿の13人』の時房役は難しかった」【インタビュー前編】

――三谷さんが作・演出する舞台への出演は今回で3作品目となりますね。『笑の大学』への出演オファーを聞いた時の率直な感想を教えてください。

また三谷さんに呼んでもらえたという嬉しさが、まずありました。その演出家さんや監督さんの作品にハマっているかどうかなんて、やっているほうにはわからないじゃないですか。こっちが好きだったとしても、何度も出演できるとは限らないし、「またやろうよ」と言われても、単なる社交辞令かもしれないし。だけど三谷さんは、本当に連続して呼んでくれた。しかも、託したい俳優に出会えるまで20数年温めていたという作品で。結構プレッシャーもあるんですが、役者としてこんなに嬉しいことはないです。

――『笑の大学』公式サイトのコメント動画で、三谷さんは瀬戸さんについて、「今の僕にとってものすごく力になる役者さんの一人」「毎回出て欲しいぐらい」「波長が合う」と話されていますね。

三谷さんにそんなふうに言っていただけて、本当に嬉しいし、とてもありがたいです。これからもずっとそう思っていただけるような働きをしたいですね。三谷さんやKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんには、多くを言われなくても「今こういうことを求められているんだろうな」というのがなんとなくわかるんですよ。“波長が合う”というのはこういうことなんだなと僕も実感しています。

――三谷さんの作品の魅力を、どういうところに感じますか?

キャスト全員に対して愛があるところですかね。たとえば『鎌倉殿の13人』では、どんどんダークな人になっていく北條義時にさえ、どこか見捨てたくないというか、嫌いになれないところがあって、それは三谷さんが出演者一人一人への思いを込めて書いているからだろうなと、すごく感じました。あとは、殺伐とした場面や緊迫した状況が続いている時であっても、ちょっとしたセリフや出来事があることで、その場の雰囲気が一瞬和らいだり、えっ!? と驚かされたりするところ。そういうものをふっとシーンに混ぜ込むことが、本当に上手な方だなと思います。

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