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学校はいつから休む?覚えておきたい「中学受験」の新常識

「中学受験は人生で一度きり」――。心と体が揺らぐ思春期に、数年間勉強に励み挑む中学受験は、それを見守る親も子どもも共に大きな試練。残り少し、運命の日を乗り切るための〝親の心得〟に迫ります。今回は【2023年中学受験の新常識】をご紹介!

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2023年中学受験の新常識 ★ <新常識①>1月に入ると、2週間~1カ月 小学校を欠席するのが新常識に
★ <新常識②>英語入試や自己アピール……、入試形式の多様化
★ <新常識③>高大連携の増加
★ <新常識④>複数回受験の優遇措置
★ <新常識⑤>午後入試が定着
★ <新常識⑥> 1月の「前受け」がスタンダードに
★ <新常識⑦> 中学受験準備の低年齢化

<新常識①>1月に入ると、2週間~1カ月 小学校を欠席するのが新常識に

受験前最後の1カ月、学校を休ませましたか? 休ませた方はどのくらい休ませましたか?

読者アンケート80名より

受験をしない子と一緒に遊んでしまったり、インフルエンザや風邪をひかないよう学校を休ませる家庭が続々。コロナ禍になりそれが加速しました。

<新常識②>英語入試や自己アピール……、入試形式の多様化

首都圏の中学入試では多様化が進み、2022年には新タイプ入試(従来の2科・4科型以外)の導入が48%、150校にも及びました。種類としては、適性検査型入試、英語入試、自己アピール型入試などさまざまなタイプがあります。

中でも、英語入試は2014年から2021年にかけての7年間に、一般入試で(帰国生入試以外で)「英語(選択)入試」を実施した私立・国立中学校は、15校→33校→64校→95校→112校→125校→141校→143校(うち私立中学は142校)と年々増加しています。

<新常識③>高大連携の増加

高校と大学が協力・交流し合い、教育の充実を図る「高大連携」が近年で急増。高大連携ではその大学への指定校推薦も必然的に行われるため、進学実績を確保したい高校側にとっても好都合。エスカレーター式の付属校以外にも、推薦入学を念頭に入れた中学校選びが新たな視点として注目されています。

<新常識④>複数回受験の優遇措置

複数回受験がある学校は2回目以降の受験時に得点加算や優遇措置があるので、チェックしておくと安心要素となります。

<新常識⑤>午後入試が定着

受験科目を1科or2科に限定した午後入試が定着し、午後入試の受験率がこの5年間で約1.5倍に増加。一方で、保護者には午前入試からの移動時間や手段、昼食のタイミング等のシミュレーションが必須となっています。

<新常識⑥> 1月の「前受け」がスタンダードに

東京・神奈川は2月1日から入試が始まりますが、それよりも一足早く埼玉は1月10日、千葉が1月20日に解禁されるため、本番前の練習として埼玉・千葉の学校を受験する「前受け」がお守り、お試し受験として首都圏の中学受験の定番になっています。

<新常識⑦> 中学受験準備の低年齢化

一般的に、中学受験準備として小学生が塾へ通い始めるタイミングは小3の2月。しかし、都心の一部の大手進学塾では小3の2月を迎える前に定員いっぱいになってしまい、新規入塾を受け付けていないケースがあるため、確実に席を確保すべく低学年のうちに(早い人は幼稚園・保育園年長の2月から)入塾させる人が増えています。

取材/奥村千草、松葉恵里 デザイン/秋穂佳野 ※情報は2023年2月号掲載時のものです。

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