日本最後の清流といわれる四万十川や足摺岬(あしずりみさき)、大堂(おおどう)海岸、そして臥竜山(がりゅうざん)に沿って広がる竜串(たつくし)海岸など手つかずの自然が残された高知県・幡多(はた)半島。森・川・海の生態系は、豊かな海産物や農産物を育む食材の宝庫で、素朴ながら豊かな食文化が今も根付いています。数ある特産品からSTORY編集部おすすめの「美味しいお取り寄せ」をご紹介します。
▼あわせて読みたい
【半島グルメをお家で】STORY編集部推薦!お酒と相性抜群の絶品お取り寄せ3選<鹿児島・薩摩半島編>
★ パリッとした歯ごたえで冷めてもジューシー 「ケンボロー豚のフランク」
★ 刺身のような新鮮さ! 「土佐の清水〆さば 3枚セット」
フレッシュな香りと酸味が味わえる 「宿毛冷菓(すくもひゃっか)セット」
高知県宿毛市で開業31年を迎える洋菓子店タン・プル・タン。看板商品の宿毛冷菓は宿毛産、高知県産の柑橘果汁を使い、ひとつひとつ手作業で充填したゼリーです。素材は小夏・直七・文旦の3種で、それぞれ種類に応じて寒天の量を微妙に変えて作っているそう。
中でも「直七」は宿毛市でしか生産されていない貴重な“幻の柑橘”。その特徴的な酸味は、こちらのゼリーでもしっかりと味わうことができます。宿毛市在住のデザイナーによるシールと懸け紙も可愛いので、ギフトとしてもおすすめです。
パリッとした歯ごたえで冷めてもジューシー 「ケンボロー豚のフランク」
清流・松田川が流れる山間にある家族経営の養豚場・山本畜産では“宿毛のきれいな水と空気で育てる安全な豚肉を届けたい”という思いのもと、繁殖・飼育を一貫して手がけています。育てているのはケンブリッジ大学とエジンバラ大学の協力を得て交配された「ケンボロー豚」。
柔らかい肉質とあっさりとした旨味、ジューシーさが特徴の豚肉で、2020年には農林水産大臣賞も受賞した、高知県が誇るブランド豚です。そんなケンボロー豚100%でつくるフランクは、脂が甘くて肉汁たっぷり。食卓の主役になる美味しさです。
刺身のような新鮮さ! 「土佐の清水〆さば 3枚セット」
高知県のブランドさば「清水さば」は、四国西南端の足摺半島沖に棲息する瀬付きのごまさばで、伝統の立縄漁法で一本釣りされ清水港に水揚げされたもの。そんな貴重な清水さばの中から鮮度と身質のいいもののみを仕入れ、その日のうちに加工したのがこちらの商品です。
出荷まで超低温で保管された〆さばは、まるで地元・土佐清水で食べる刺身のような新鮮さ。フレッシュな味わいは一食の価値ありです!
「半島は日本の台所」
日本全国の半島の食文化を新発見するために誕生した、“半島応援メディア”。新鮮で、美味しくて、おしゃれ…いままで知らなかった半島の食の魅力を、たっぷりお届けします。もっと幡多半島のこと知りたい人はこちらへ