ビジネスパーソン向けに、通勤時の暑さや寒さを和らげる“着るクーラー”として、昨シーズン猛暑の時期には1日に1万台も売れたと話題をさらった、ソニーの「REON POCKET」。このウェアラブルサーモデバイスを開発するソニーが、急なほてりなどに悩む女性におすすめの新サービスをスタートしたとか。今回、その「REON WIZ」の新たな取り組みをSTORYライターが実際に使ってみて、レポートします。
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★ 端末は肌なじみがいいナチュラルベージュ
★ 専用アプリをインストール、自分だけの温度を管理・調節
突然感じる暑さやほてりに対し温度調節を通じサポートする サブスクの“着るクーラー”が登場
ソニーが2019年から既に発売している「REON POCKET(レオン ポケット)」は、ビジネスパーソンをメインターゲットにした、首元に装着するタイプのまさに“着るクーラー”。
このユーザー層の中に、ほてりなどのお悩み対策として利用する人が一定数いたことが発端となり、専用アプリと連携し、個人にあった温度調節をサブスクリプションで継続的に提供するコネクテッドサービス「REON WIZ(レオン ウィズ)」を新たにスタート。急に汗が止まらなくなったり、顔がのぼせるほど暑くなったりほてったり、という更年期世代に「あるある」な困りごとを、冷却機能によってサポートしてくれそうな、まさにSTORY世代にぴったりのサービスです。実際にどんなものなのか、ライターがその使い心地や率直な感想をレポートします。
端末は肌なじみがいいナチュラルベージュ
「REON WIZ」の専用端末は、冷温機能を備えたデバイスと、首元に装着するネックバンドが一体となった形状。銀色の部分が冷却面で、さらっとした使用感で肌にぴったりフィットする仕様。柔らかいシリコン素材のネックバンドで、装着感はいたって自然で安定感もあり、違和感は全くなし。端末のカラーもさまざまな服装になじみやすく、悪目立ちのしないナチュラルベージュで装着しやすいデザインです。
専用アプリをインストール、自分だけの温度を管理・調節
使い始めるにあたって、 スマホに「REON WIZ」の専用アプリをインストール。充電を終えた端末をアプリと接続登録をし、早速使用スタート。チョーカー・ネックレスを背中側に付けるように、端末を首の後ろに装着します。すると、冷却がスタート。 スマホのアプリに、「現在の「冷却面の温度の感覚」はいかがですか」と問いかけられるので、「温かい」「ちょうど良い」「冷たすぎる」など、自分の感じ方を選択。使い続けるうちに、アプリと連動したクラウド側に、ユーザーのデータを蓄積し、ユーザー個人にあった最適な温度を算出し、温度調節してくれるんだそう。
筆者は現在46歳、一般的に更年期と言われる年代に突入し、更年期特有の体調の変化をそこそこ感じているものの、今のところ急激にほてったり、のぼせるなどのホットフラッシュの経験はまだしていません。とはいうものの、 月経前にPMSの症状でポーッと体が熱くなったり、眠気や倦怠感が強いときに、体が多少熱を帯びていたり、という自覚は割と増えてきたのは確か。そんな日は集中力も下がり、だるくてしんどいし、とにかく眠いけれど、仕事に家事、子どもとの時間に、そんなことも言ってられない。また、暑いときに部屋の冷房を付けると、足先が冷えすぎていてもたってもいられない。そこで、 家事や仕事の時にも、この「REON WIZ」の冷却機能を活用することに。首元を冷やすと、シャキッとして何となくポカポカした頬の温かさも静まり、眠気も和らいで快適に過ごすことができました。