いつも笑顔が可愛くてお茶の間の癒しだったスザンヌさんも今は思春期の息子を持つママ。ちょうど食事時についていたクイズ番組「ヘキサゴン」を家族で見ていたというSTORY世代も多いはず。人気全盛期に結婚し、九州へ移住。その３年後の離婚会見で「夫とは夫婦にはなれたけど、家族にはなれていなかった」と大粒の涙が印象的でした。そんなスザンヌさんに、結婚生活、離婚会見の裏側、今後の再婚について聞いてきました。こちらは全インタビュー記事の1記事目です。2記事目もぜひ、ご覧ください。

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ーー離婚会見の時の心境はどうでしたか？

ずっと誰にも言えない日々を送っていたので、会見をしたときは「やっと本当のことを言える！」というスッキリした気持ちでした。私にとってはやっと離婚が成立して、新たなスタートが始まるというレモンスカッシュ飲みたい！（笑）っていうスカッとした気持ちで清々しかったのを覚えています！明日から始まる新しい生活や、離婚した後のことも考えられるようになって。「どこに住みます、どういうふうに仕事します、子供の幼稚園どうするか」など堂々と決められるようになることも清々しかったんです。第二のスタートに向けて歩き出した感じでよかったです。

ーーあの時の会見での大粒の涙はスッキリの涙？それとも・・？

あの時は一番前の記者の女性の方々が「うんうん、わかるわかる」ってすっごい優しく声を掛けてくれて、今まで誰にも話せなかったので、頷いて話を聞いてくれることで余計にホッとして・・泣いてしまったんです。でもあの会見で泣いてしまったことで相手を悪者にしてしまって申し訳なかったなと後で反省しました。お互いに悪かったところがあって離婚しようとなったのに、相手だけが悪者になってしまって、母に「あれはだめよ、あそこで泣いたら」と怒られました・・。

ーー離婚をすることを会見を通じて知ったお友達や身内である家族はどういう反応でしたか？

お友達は何も聞かずに普段通りに接してくれました、それがとても有り難かったですね。母は「24歳で結婚、27歳で離婚って私と全く同じ人生を歩んでいるわね」って言ってました。真似したくてしたわけじゃないんですけどね（笑）

ーー離婚を乗り越えて学んだこと、得たことは？

結婚には向き不向きがあると学びました。子どもとの時間がいちばん大事ですが、1人になる時間というのも私の中では大事で、1人になれる時間っていうのがなかなか取れないことが私にはストレスになってしまうみたいです。

家族の時間、夫婦の時間、仕事の時間があって、1人だけでぼーっととかは当時はなかったかなと振り返って思うんです。まあ離婚の原因は一つではないですが、1人の時間が取れてなくてイライラしちゃったり、優しく慣れなかったり溜まってしまっていたのかなと思いますね。「お母さん」ってなかなかその時間ってとれない人多いと思うんですが、皆さんどうしてるんでしょうか（笑）私には難しかったです・・・

ーー離婚後、元旦那さんとはどういう関係ですか？

実は定期的に会っていて、とてもいい関係なんです。息子にとってお父さんは彼しかいないですし、素敵なパパでいてくれています。運動会やイベントごとにはもちろん来ますし、ご飯も一緒にいったりしていますよ。子どもとパパはメッセンジャーで連絡取り合ったりしていて、夏はプールにいく約束とかしてるみたいです。