STORYの誌面でもおなじみのモデル・小野千恵子さんと娘の里桜さん。いつもハッピーな笑顔を見せてくれる小野さんファミリーは、STORY編集部の中でも仲良しすぎると話題に。一体どんな育児をしてきたの? 理想的な親子関係に突撃取材しました。日ごろのお子さんとの接し方や母としての悩みなど、3回に分けてお届けします。第1回は、お子さんとのコミュニケーションの取り方や、関係性についてお尋ねしました。(全3回の第1回)
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思春期、反抗期こそ!「親子マッサージ」で柔らかな母子関係を
〇母・小野千恵子さん(44歳)
STORYモデル。2児の母。
STORYでは、ファッションやお子さんと一緒に連載「GREEN STORY」など親子で活躍中。犬とその家族のためのブランド「LAUW」デレクションもしている。
〇娘・小野里桜さん(16歳)
小野家の次女。小学5年生の頃、劇団四季「ライオンキング」でヤングナラ役に大抜擢。最近はダンスに夢中。
Q1.普段、お子さんとはどんな会話やコミュニケーションを取っていますか?
千恵子さん
うちは、娘たちが幼いころからスキンシップが多い家でした。長女が3歳の頃からフラダンスをやっていたのですが、優雅に見えて本当に体育会系で、大会に出るようになると足もパンパンになっちゃうんですよ。そんなこともあって、私がマッサージをして触れ合う機会が多かったんです。次女の里桜も姿勢が悪くて、今でも主人が肩のマッサージをしているので、スキンシップは頻繁な方だと思います。夜寝るのも一緒なんです! 私のベットにペットの犬が寝ているので、里桜が犬と一緒に寝たくて寝ているだけですけどね。あとは、TikTokや娘たちのマイブームには絶対に参加するようにしています。やっぱり年齢の違いで、話がどんどん合わなくなってくることってたくさんあるじゃないですか。だから、知ってることを共有し合うことが大切だと思うんです。少しでも共通の認識のものを増やす努力をしています。
Q2.里桜さんは、親から干渉されることはイヤじゃない?
里桜さん
お姉ちゃんとTikTokを撮っているとママも一緒にやる、みたいな感じで入ってきて、3人で楽しんでいるんです。親が何にもしてくれないよりかは、一緒に楽しんでるって感覚があった方が楽しいし嬉しい。
千恵子さん
子どもって大きくなると親と一緒に、ディズニーランドも行ってくれなくなるじゃないですか。たまに一緒に行ってくれる時には、娘たちと同じ感覚でカチューシャを付けたりキャラクターの服を着たりして楽しむようにしています。部活の中でも、一人シラーっとなっている子がいると、なんだかシラケちゃうじゃないですか。それと一緒で、大人だからと距離を置くのではなく、仲間意識というか、子どもと一緒にっていうのがいい関係でいられるのかなと思うんです。きっと子どもも、「うちの親ってこういう人なんだ。」って慣れてくるんだと思います。
Q3.親子でケンカをしたことはありますか?
里桜さん
すごく疲れている時に「お風呂入りなさい。」と言われた時とか、無理やりマッサージをさせられそうになった時とかはイラっとします。けど、喧嘩にまではならないかな……。
千恵子さん
そうね。喧嘩っていうのはないかな。
長女が留学でアメリカに行く前の2か月間ぐらいは、全然話す時間がなかったんです。留学の準備のために英語の学校にずっと行ってたんですけど、学校終わりにそのままお友達に会って遊んで、帰ってくる頃には私は寝ちゃってる、みたいな。長女に「何時に帰ってくるの?」とやり取りはするんですけど、 もうすぐ帰るねって言ってる間に寝てしまうんです。私は「早く帰っておいで。」っていうんですけど、なかなか通じなかった。長女は、もうあと2か月しか日本で友達と遊べないから、と予定を詰め込んでいたんですよね。でも、そこで私が強く言ってしまったらキレるなっていうのを察したから、もう言わなかったです。
【第2回へ続く】
<千恵子さん>
ワンピース¥17,600(リエル リシェ)カーディガン¥00,000(ジャスグリッティー)ピアス
¥99,000<モニス>パールリング¥93,500<アナプノエ>(ともにフォーティーン ショールーム)ブレスレット¥275,000ネックレス¥121,000ペンダントトップ¥30,800リング¥110,000(すべてウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
< 里桜さん>
ブラウス¥5,500(オルドット)パンツ¥2,990(神戸レタス)イヤリング¥192,500(ウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
撮影/沼尾翔平 ヘア・メーク/陶山恵実 スタイリスト/小川真央 取材/石澤扶美恵