フクヘンの河合です。今日は「トラベルケース」について。
STORYでは「海外の旅」ページが定番。やっぱり40代女性の楽しみといえば、
まず挙がるのが「旅」ですよね。私もSTORY編集部に異動してからの6年で
かれこれ10回以上、海外取材を経験しています(そんなこというと、旅慣れていそうな
感じですが、実態はかけ離れていまして。私、海外旅行に行ったのは大学1年生のときが
初めてで、かつグアムだったという残念な感じなんです…)。
STORYでの初の海外取材はスイスのサンモリッツという街でした。
真冬だったので気温はなんとマイナス20℃! そんな中、氷上ポロのワールドカップの
取材だったもので、いろいろと持ち物(特に防寒服)が必要だったんです。
当然、そんじょそこらのトラベルケースじゃごまかしがきかない状態。そこで、購入したのが、
ダークブラウンの「グローブ・トロッター」だったんですね。(↓↓これです)
いざ持参したら、周りの人にもかなり好評でしたし、軽くて収納力抜群、加えて、この
クラシックな感じが旅気分を高め、リッチな雰囲気のサンモリッツの街にフィットしました。
買ってよかった、本物っていいなと、その時「一生モノのよさ」を初めて実感した気がします。
その後、どの国の空港に連れて行っても、醸し出す風格からか大切に扱ってくれるんです。
「大切に扱われる」って、なにより嬉しいこと。
以来、海外へはこのグローブ・トロッター一本槍です。レザーの汚れや傷、金具の色の
味の出た感じも、全部のディテールに旅の思い出がパッケージされているようで、
胸を張って愛用品といえる感じに“育って”きました。
(憧れのボストン、フェンウェイパークで観たレッドソックス戦の興奮も、中央に貼った
ステッカーを見るたび甦ります!)
そのグローブ・トロッターから先日、パーティのお誘いを受けたんです。
当然、いそいそと出かけました。
まったく気づいていなかったのですが(というか、知らなかったのですが・・・)、
今年は英国の探検家 ロバート・スコット氏が南極点到達を果たしてから100周年の
メモリアルイヤーだそうです。そして、キャプテン・スコットが南極探険の際に
携えていたのが、やはりこの英国の名品、「グローブ・トロッター」。
南極到達100年を記念して、記念モデル「エクスペディション」が発表されました
(4月末日発売予定)。
カーキグリーンのボディにブラウンレザーのハンドル、ベルトが無糖派っぽくてカッコイイ。
オフィシャルステッカーまで付いてます。にわかに、またもや物欲がふつふつと湧いてきて、
今度はこのエクスペディションの違うサイズを手に入れようか(実はもう一つ、小ぶりな
ネイビーのタイプも所有しているので、次買うと3つめになります…)と、真剣に考えて
しまいます(たぶん買うな、これは…)。トラベルケースといえば、シルバーやブロンズの
ゼロ○○○ートンやリモ○をお持ちの方も多いかもですが、味の出た、いい感じのレザーの
質感や愛着の湧く度合いは、グローブ・トロッターに勝るものはないと思うんです。
そろそろ「自分史を刻むモノ」を選びたくなる年ごろ。グローブ・トロッターを携えて
颯爽と旅に出るのも、「大人の女」って感じがして、ん~~悪くないと思います!
www.globe-trotterltd.com/japan/
(ちなみに展示会パーティ当日は、南極つながりで、なんと本物のペンギンがお出迎えして
くれました!カメラを向けるとちゃんと目線をくれたんですよ)