不倫のきっかけは…
不倫の始まりは、「たまたま出会ってしまったから」「好きな人ができたから」と彼氏が欲しくて探していた、というより偶然的な出会いが多いようです。出会いの場として最も多かったのが「職場」。「職場外の仕事関係者」も含めると、過半数が仕事関係で知り合ったという結果に。また、マッチングアプリによる人もいました。
不倫相手とのデート事情
相手と会う頻度は、多くの人は1か月に1回～2回程度、2カ月に1回と、通常の恋愛よりもやはり少ないよう。また、デートもホテルやドライブが多く、自分の生活圏外で会おうとする傾向が見えました。
不倫を始めてしまう40代女性の心理とは
不倫相手の何に惹かれたかアンケートを行ってみたところ、「優しさ」と答えた人が多数いました。男性が不倫相手の彼女に「癒し」を求めるパターンはよくありますが、40代女性も結婚生活において旦那さんでは埋められない「癒し」を彼に求めているようです。さらに、「容姿」「身体」といった見た目重視の回答も。
また、不倫の目的を聞くと、「女でいたい」「キレイでいるため」「ときめきたい」「愛されたい」「恋愛がしたい」・・などと女性としての価値を再確認したいと思う人が多いようです。そして「刺激がほしい」「日常のスパイス」「楽しみたい」「癒されたい」「ストレス解消したい」…など旦那さんにときめかない、生活がマンネリ、だから非日常的な「刺激」と「癒し」が欲しいと思う人も、いけないとわかりつつ沼にハマっていくようです。
こうした自分の欲求のまま突き進んでしまう不倫女性。しかし、「不倫においてルールを決めているか」という質問に対しては「夫・子どもが最優先」「お互いの家庭を壊さない」「電話をしない」など、家族を意識した回答が。さらに「本気にならない」「境界線は超えない」「離婚を求めない」とブレーキをかけようとしている回答も見受けられました。
許されぬ恋愛の行く末は
グラフでわかる通り、不倫をしてしまったことに後悔している人は少ない一方、離婚を考えている人も少ないのです。不倫はしても家庭は壊したくないという真意が垣間見えます。
ここまで考察してきた「大人の恋愛」。不倫をしている女性たちに「これまでの恋愛」と比べて「現在の恋愛」の違いを聞いたところ、「相手のことを考える」「恋愛が最優先にはならないこと」「不倫相手とは割り切って付き合う。その分家庭も大事にすること」など、恋に溺れないよう一線を引いている様子がうかがえました。
40代既婚女性が抱える複雑な心情が見えた今回のアンケート。事情は人それぞれではありますが、不倫は常にリスクと隣り合わせだということは頭に入れておくべきかもしれません。
イラスト／itabamoe
