数学を楽しくわかりやすく教えてくれる〝教師芸人YouTuber〟、タカタ先生にお話を伺いました。
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タカタ先生って?
苦手単元の振り返りも好きな単元の先取りも、すべてオーダーメイド
数学が苦手な生徒にも好きになってもらおうと、中学校で数学の非常勤講師時代に数学の公式を歌にしてYouTubeに投稿したところ、受け持ちでないクラスの生徒からも「動画見たよ」とバズり、「お笑い×数学」動画を投稿し続けているタカタ先生。リアルな教壇とYouTubeとで授業を十数年続けてきたからこそ、教育系YouTube動画を夏休みなどの長期休暇に活用すべきと太鼓判。
「数学は前に習った内容を使って、新しい内容を学んでいく積み上げ型教科だから、夏休み前までの自分のつまずきを遡って、その単元を学び直すと、新たに2学期から学ぶ箇所の理解度や授業の入りやすさが良くなります。逆に、数学大好き、もっと学びたい子は、どんどん難しい先々の内容を学び進めていけます。解説のわかりやすさ、板書の見やすさなど、自分に合った先生を見つけ、一時停止や再生速度を〈遅く/速く〉して苦手な箇所、得意な箇所、を自分のペースで効率良く学ぶのに最適ですね」。
思春期の長期休みに大事なことは?
- 数学や英語などの積み上げ型教科は、遡って苦手を潰す
- 意欲のある子は先取り学習で「好き」や好奇心を伸ばす
撮影/吉澤健太 取材/羽生田由香 ※情報は2023年9月号掲載時のものです。