こんにちは。STORYライター稲益です。
フランスを代表するスイーツ、マカロンの代名詞ともいえる老舗サロン・ド・テ「ラデュレ」。
パリに住んでいた頃は、サントノレにあるサロンでのランチは憧れの贅沢なひとときでした。
そのラデュレのお茶専門ブランド「テ・ラデュレ」と、有田焼の老舗ブランド「アリタポーセリンラボ」が奇跡のコラボレーション。
特別ブレンドの茶葉を入れた有田焼の茶筒とティーセットが発売になりました。
ブルーはウーロン茶をベースにヤグルマギクが香る「テ・ウーロン・オ・ブルゥエ」。茶筒には伝統柄の青海波が水玉風にあしらわれています。
ピンクはストロベリーフレーバー。苺の唐草文様がキュートなモチーフ。
有田焼のマットな白磁に洗練された柄が映えます。
この特別ティーセットを使ったテーブルコーディネートレッスンが開かれると聞き、さっそく参加してきました。
講師はパリでフラワーアレンジメントを学ばれ、サロンFleurs de Saisonを主宰されている花空間プロデューサー内田屋薫子さん。
「初夏を愉しむティーパーティ」と題し、季節の花をふんだんに使ったテーブルコーディネートでビュッフェスタイルでお茶やお菓子を楽しむというもの。
ボリュームの出し方のこつなどを、実際にデモンストレーションで見せていただきました。
苺唐草のテーブルは高さを出し、クレマチスがアクセントを添えています。
水玉青海波はすずらんをあしらい、グレー、ホワイト、パープルを基調としたアレンジ。
いずれも食器を主役にすることを考えたフラワーアレンジです。
ティーパーティのスイーツはフランス菓子教室Paysage Calmeを主宰されている 島崎律子さん作。苺のシャルロットやプロバンスハーブのシフォンケーキ、桃の冷製スープなど、目にも美味しい色とりどりの9品が並び、大歓声が。
着席スタイルだと、お招きできる人数も限られるし、テーブルコーディネートもパターン化しがち。
今回のようなビュッフェスタイルだと、いつもと違ったテーブルコーディネートを楽しみながら、思い思いにフードをピックアップできて、和やかに会話を楽しめます。
食器棚の狭さを考えると、おもてなし用のディナーセットをたくさん揃えるのは難しいけれど、デザートプレートとティーセットなら気軽に揃えられそう。
土ものの和食器以外はヨーロッパブランドの食器を集めることが多かったけれど、有田焼の白磁の魅力も再発見。
忙しい毎日だからこそ、花や食器で少しだけ気分を上げる。そんなアクセントが必要だなと実感したレッスンでした。
ARITA PORCELAIN LAB
https://aritaporcelainlab.com/