撮影は酷暑の続く9月の初め。いつもはホテルのスイートルームでの撮影ですが、今回は都内スタジオにて。
この日は数社の撮影が続く、高橋さんにとってはハードなスケジュール。スタジオに到着してすぐメークルームから聞こえてきたのは菅田将暉さんの「虹」のサビ部分を何度も熱唱する高橋さんのお声。到着早々に生歌唱を聞けるなんてありがたき幸せ。感動しきりです。STORYチームの撮影はその日の最後にスケジュールされていたので、撮影準備をしていると隣のスペースで前のクルーの撮影がスタートしました。やはり気になってしまい少し拝見していると、圧倒的バランスの高橋さんがクールな表情を浮かべスッと立ち微動だにしない、その様子は神々しいくらいの帝王感。この後の撮影の期待感が高まります。前のクルーの撮影&インタビューが終わり、ブラックトーンのコーディネートから超絶男子図鑑のユニフォーム、白シャツ+ブラックパンツに着替えた高橋さん。大きな声で「よろしくお願いします!」とご挨拶してくださります。前の月の誌面をお見せして、「年上の女性と……」といつもの説明をするとクールな頷きのみ。いざ撮影がスタートすると本日数々の撮影に立ち会ったスタイリスト、ヘアメークチームから「お〜。」の声。何よりうれしかったのは、その後の「今日イチかっこいい!」という感想。その声を耳にし、さらなるクオリティを追求すべく「口元を少し緩めていください! 手は胸元に近い位置でポーズお願いします!」と矢継ぎ早にお願いをすると、口元を少し緩めると手元のポーズを忘れ、手元のポーズを完璧に決めると口元を少しだけ緩めるのを忘れてしまう高橋さん。「ふたつのことを一度にはちょっとね。」と先述のスタッフお二人に言われると、はにかみながら笑顔を見せる高橋さん。先程までのクールな表情とはまるで別人。急に幼さがのぞきます。このギャップが沼なの⁉と思わずにはいられません。その後はまたクールでセクシーな秀逸ショットを短い時間に確実に量産してくださいました。どんな表情のショットが採用されたかは、30日に発売されたSTORY11月号をチェックしてみてくださいね。
撮影後インタビューに現れた高橋さん。黒っぽいトップスの前がほぼ全開! 何ともセクシー過ぎで目のやり場に困ります。いざインタビューが始まると人見知りを発動したのか、STORYを手に取りパラパラと誌面をめくり、なかなか目を合わせてくださりません。それでもメンバー愛を語るときは男らしく、我々スタッフの目を見据えきっぱりとした口調で話されます。一度にふたつのことができない不器用さ、たまに垣間見せる繊細さ、妙にルックスを気にするナルシストさ、メンバー愛を語る時の直球な男らしさや情の厚さ、どれもが高橋恭平さんの魅力で奥深さと短いインタビューでも充分感じられました。
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本誌撮影/高野友也 ヘア・メーク/yuka(JOUER) スタイリスト/小林美月 取材/小花有紀