口に入れると甘さと潮の香りが一気に広がる。
たっぷりと心ゆくまで味わいたい夏の海からの贈り物です。
魚介専門のイタリアン「ボガマリ クチーナ・マリナーラ」は、好きな素材を好きな調理法で楽しめるお店。「殻付き生うに」は個数限定の早い者勝ちです。
「クラッティーニ」の「生うにのスパゲッティ」は、通年メニューですが、やはり夏に似合う味。もうひとつのスペシャリテ、「冷たい桃のスパゲッティーニ」と人気を二分しています。
「ワインの家 ぶどう亭」のメニューの多くは手間を惜しまず仕込んだソースやスープにこだわるクラシックスタイル。常時200種類が揃うワインとのマリアージュを楽しんで。
「海物焼 新島水産」の名門水産卸店の意地と底力を感じさせる素材は、ウニも貝類も「パリの三ツ星店を超える鮮烈な素材力」との噂にも、納得。
〈東京分〉撮影/田村浩章 取材・文/伊藤由起 〈名古屋分〉撮影・取材・文/永谷正樹
〈大阪分〉撮影/福森クニヒロ 取材・文/寺下光彦
MAP/地図屋もりそん デザイン/豊田セツデザイン事務所
Tokyo
ボガマリ クチーナ・マリナーラ
殻を器にスプーンで
いただく旬の味覚。
レモンをかけても美味
店名の「ボガマリ」は、サルディーニャ島アルゲーロの方言で、ウニを意味する言葉。8月中旬くらいまでは、殻付きのウニが入荷しています。スプーンですくって口に入れると、程よい海の塩味。舌の上でつぶせば、フレッシュな甘みが広がります。レモンやオリーブ油をかけても美味。焼きウニ、パスタでも楽しめます。1個¥1,000(税込)
ボガマリ クチーナ・マリナーラ
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-7-5
☎03-6721-1858
(営)11:30~14:00、18:00~22:00(ともにL.O.)
(休)日曜
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-7-5
Tokyo
クラッティーニ
レアな生ウニと
アーリオ・オーリオの
組合わせは最強!
パスタの名手、倉谷義成シェフのスペシャリテ。アーリオ・オーリオに、北海道産生ウニをたっぷりと加え、ウニの粒感が残るよう、さっと火を通して仕上げています。隠し味には、アサリと昆布のだしを少々。海の素材のミネラル感と、フレッシュトマトの後味もさわやかな、夏にぴったりの一皿です。¥2,800
クラッティーニ
東京都中央区銀座3-12-19
里垣ビルB1
☎03-6278-7339
(営)12:00~14:30、 18:00~22:30(ともにL.O.)
(休)日曜、第3月曜、10~5月の月曜ランチ
東京都中央区銀座3-12-19 里垣ビルB1
Nagoya
ワインの家 ぶどう亭
濃厚な味わいの
北海道産ウニと
魚介の旨みを凝縮
ペースト状にした生ウニを香味野菜や魚介でとったスープなどと合わせてチーズとともに焼き上げた店の名物「生うにのチーズスフレ」。アラカルト(2個)¥1,800(税別)のほか、ランチ¥3,500~(税込)とディナー¥6,500~(税別)の一皿として提供されます。小さな器に凝縮された磯の香りと魚介の旨みを常時200種類揃うワインとともに楽しんで。
ワインの家 ぶどう亭
名古屋市東区東桜2-17-46
☎052-936-0423
(営)11:30~14:30、17:30~23:00
(休)月曜※祝日の場合は営業
名古屋市東区東桜2-17-46
Osaka
海物焼 新島水産
ウニの聖地、
淡路島・由良直送。
澄んだ甘みが衝撃的
日本最高峰のウニの産地、淡路島・由良漁港で100年の歴史を誇る海産物卸商の直営海鮮居酒屋です。なんと、前日の夕方揚がったウニが翌日には店に届く究極の鮮度で、ウニはミョウバン(保存料)なしでもご覧のシャキッとした出で立ち。爆発的な甘みに加え、上品な潮の香りと清らかで美しい余韻まで全てが異次元の美味。1日5食限定の貴重品です。¥4,200。
海物焼 新島水産
大阪市福島区福島5-6-13
☎06-6458-3305
(営)17:30~23:00(L.O.)
(休)日曜・祝日
大阪市福島区福島5-6-13